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SF

唐突にSF月間4:S.R.O

SF

相変わらず、企画倒れ帝王です(^^; とりあえず、読書感想はライブに限る……という当たり前の事を再認識したという事で、今回は反省を活かして、これを書く直前に短編を一つ読みました。 問題といえば、読みかけの短編集で本棚に挟まっていたヤツを適当に…

唐突にSF月間3:THE MARTIAN CHRONICLES

SF

そうさ私は、企画にするときちっと出来ない男〜 ……ええと、まあ、ぼちぼち。 短編は内容の説明が難しいという事で、本日は長編をチョイス。 『火星年代記』(レイ・ブラッドベリ) ……連作短編ですよ(^^; オハイオの冬に、“ロケットの夏”が来る――……199…

唐突にSF月間2:Just Another Perfect Day

SF

二日目からいきなり休んでましたが(^^;、今日は先日ヴァーリィの時に話題に出した短編『きょうもまた満ち足りた日を』(ジョン・ヴァーリィ)。 初出は89年。私が読んだのは、98年のSFマガジン500号記念特大号に掲載されたもの。 主人公は、1…

唐突にSF月間1:OCTOBERE THE FIRST TOO LATE

SF

というわけで、唐突ながら今月は私的SF月間という事で。一応目標は、一日一編、SFの紹介。まあ、仕事で疲れていて駄目そうだったら、あっさりオチますが(おぃ) 出来るだけ、という事で。 一応ネタばれは避ける方向でいきますが、作品の面白さを紹介する…

真空は許してくれない

『ブルー・シャンペン』(ジョン・ヴァーリィ)読了。 ここ数年、積み重なった蔵書の中で、短編集はつまみ食いして並列に読むという非常に良くない読み方しているんですが(たまにどれをどこまで読んだかわからなくなる)、そんなこんなでようやく読み終わり…

検索ワード

SF

「アシモフ+金の卵を生むがちょう」から来た方が二人。 謎。 『金の卵を産むがちょう』は、アシモフの短編の一つ(『アシモフのミステリ世界』所収)。 ある農園で発見された、“金の卵を産むがちょう”。果たしてそれは、どうやって金を生み出しているのか?…

ファウンデーションは何処

SF

id:Atoriさん制作、アシモフの未来史 作品リスト アイザック・アシモフに興味のある方は、同日の『ファウンデーションの勝利』への感想記事も含めて、一読をお薦めです。 ……ちなみに私、<ファウンデーション>初期三部作は読んだ筈なんですが、ほぼまっった…

衝撃映像

テレビのチャンネルを変えたタイミングで丁度、気持ち悪い上になんか安っぽいCGのマネキンみたいのが、うねうねして車に襲いかかっているようなCMに出くわしました。なんかの映画かなぁ……と思って最後まで見ていたら、 アイ,ロボット の文字が。 え? …

野田昌宏宇宙軍大元帥の巻末解説が泣かす

<メド・シップ>シリーズ:『惑星封鎖命令!』(マレイ・ラインスター)読了。 正直、SFファンの人でも反応が鈍いかもしれないラインスターは、1896年の生まれという、米SFの歴史でも最古参に属する作家の一人。“タイムマシンによる金儲け”というアイデアを…

コメントへのレス

>id:kannさん お役に立ったようで幸いです。そちらでも書かれておりますが、やはり中国には、何かやってくれそうな雰囲気がありますね(笑) こと幻想文学の財産に関しては、その発想の独特さや吹っ飛び具合を含めてやはり世界有数であると思いますし、そう…

太陽の簒奪者

SF

id:kannさんの所で、ファンタジーの話からコメント欄で展開して「アジアのSFってどうなんだろう?」というお話があって、個人的にもちょっと気になったので調べてみました。 以下、色々と、見つかったページ。 とりあえず、以前にSFマガジン誌上で、北原尚彦…

(追加分)とりびあで知名度は上がっているのだろうか

短編集『ゴールド――黄金――』(アイザック・アシモフ)を読了。 ううーん……一言でいえば、今二つ。簡単に言ってはいけないのでしょうが、年齢による衰えはやはりあるのか? と言いたくなるような内容。というか、作風が変化している、と言うべきなのか。或い…

四次元立方体

短編集『タンジェント』(グレッグ・ベア)読了。 うーん……いまいち。 翻訳が悪いのか、原文が悪いのか、単純にグレッグ・ベアの文章が合わないのかわからないのですが、なんとなく、小説そのものが読みにくくてピンと来ない所もあり。まあ、バリエーション…

おお、ブローベルになろう

SF

どうも最近、『世界の中心で、愛をさけぶ』と『世界の中心で愛を叫んだけもの』のタイトルの類似についてかまびすしい人達が一部に居るようですが、そんな事をごちゃごちゃ言っている暇があるのなら、それをだしにしてSFの布教をした方がよほど有益だ、と私…

闇の左手

ああなんか、めきめき「リスト::SF作家」が成長してします。素敵。いやもうこれは、ちょっと親の気分かもしれない(笑) 日本の作家も並び、形としても見やすくなったりで。 お好きな方はやっぱたくさん居るんだなぁ。 そんな中、またしてもやってしまった事…

翻訳SFという名のサルガッソー

調子に乗って、「リスト::SF作家」に、主な翻訳者などの名前を付け加えてみる(このリストを利用するような人にとっては一緒にあった方が利便性が高いと思うので)。 何人か既にキーワード登録済みだったのだが、驚いたのは「山野浩一」。あのサンリオSF文庫…

ゼロ・アワー

『刺青の男』が出てきました。 しかし、探していたブラッドベリの昔のもめ事の件に関しては言及されていず。うーん……という事は、『キリマンジャロ・マシーン』か『太陽の金の林檎』か? 色々ひっくり返したついでに、SFマガジンの創刊500号記念特大号パ…

すこしふしぎ

とうとう、「リスト::SF作家」を作成。 まあもともと自分用に作ったもっと凝ったものを、簡易的に編集したので、物凄い手間というわけでも無かったのですが。 基本的に古典から入っている自分の蔵書をベースにしているので、最近の作家が入ってないのがポイ…

『刺青の男』が見当たらない……

レイ・ブラッドベリが、マイケル・ムーアの映画『華氏911』に怒っているそうで。 http://homepage3.nifty.com/kazano/200406a.html#04 まあ、SF者的には確かに、「華氏〜」と聞くと『華氏451度』をほとんど反射的に思いだしてしまうわけですが。 確…