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仕事中の悩み

ペンネームというものはそもそも変わった読み方をする場合がありがちですが、どういうわけか女性の作家さんは特に変わった名前(読み)をつける事が多い傾向があります。
そんなわけで仕事中に時折、五十音順に並んだ棚のどこに補充コミックスを入れていいか悩む事があったり。勿論、既刊の並んでいる作家はだいたいわかるわけですし、調べようと思えば調べもつくわけですが、よくよく見ると間違って並んでいたり、“(お客さんも含めて)思いこみで間違っていたり”もするわけで罠がいっぱいなのですよ。
例えば、変わった、という程ではありませんが「安野モヨコ」(代表作:『花とみつばち』『ハッピー・マニア』など)。実は仕事始めてこの方ずーっと「やすの」と読んでいたのですが、「あんの」なのですね(^^;
五十音順で言ったらもう、頭の方と終わりの方とで大違いですよ。位置変更に大幅な労力を要するので、実は未だに直してなかったりするのですが(おぃ)
「美森青」とか「大海とむ」とか「水波風南」とか、素直に読んでいいものかどうか、色々悩みは尽きません(^^; でまあ、わからないというのも困るし仕事中にいちいち名前の読みを調べてなどいられないので、段々と便宜的に脳内読み方を主にフィーリングにより付けていく事になります。前述した場合だと「みもり・あお」「おおうみ・とむ」「みなみ・かざな」とか、そんな感じで。
で、そんな作家の一人に「真崎春望」(代表作:『浅草橋ヤング妖品店』など)という方が居たんですよ。私の便宜的脳内読みは「まさき・しゅんぼう」という、どこぞの俳人みたいな代物だったのですが、今日ついに、正式な読みを発見。
「さなざき・はるも」
そう来ますか
かくして苦難の旅は続くのでありました。
……かと思うと、「きら」とか「アルコ」とか、逆に解釈に悩んで色々考えてしまうペンネームの方も居たりしますが(笑)
まあ、本屋さんを全面的に信用してはいけない、という話(待て)