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『武装錬金』(和月伸宏)について

複数の友人の所で話題になっていたので、書店勤務の立場からちょっと。
現在、週刊少年ジャンプで連載中の『武装錬金』が、話もまとめに入っているわ掲載位置は最後尾だわで不穏な空気が漂っているという事で心配する声がかなり出ているみたいなのですが、今作、コミックスがかなり売れているので、恐らく大丈夫だろうと思います。第1巻が1月5日に発売した後、あっと言う間に売り切れ、その後2刷が入ってきた時の量から考えて1刷より恐らく数を刷っていると思うのですが、その上で、先月に3刷。集英社から来ている書店向けのパンフレットによると既に4刷が決定しているという事で、約3ヶ月で4刷。……TV化などのメディア企画の無い状態で、これだけ売れるコミックスはなかなかありません。
雑誌を売るのがまず第一ですから連載初期はアンケートにかなり左右されるのが勿論でしょうが、コミックス販売の実績が上がってくれば、利益的にもその事実がかなり重視される筈。
そんなわけでまあ、大丈夫ではないかと。
あるとしたら、〔第一部完〕でちょっと間を置いて〔連載再開〕とかかなぁと。丁度今『スティール・ボール・ラン』(荒木飛呂彦)がそういう感じでやってますし(厳密にはちょっと違いますが、ジャンプでもそういう形式の連載を認める幅が出てきているというのは良き前例かと)。
逆に、これで本当に急に終わるようだったら、“なんかあった”と思ってもいいような気がしないでもなく(^^;
……なおあくまでもこれは、小売店勤務の立場として実際に目の前で見ている売れ行きやその他の資料からの推測であって、残念ながら明確な確証が有るわけでない事は、御了承下さい。