自分とピントが合うもの、てあると思うのですよね。……私がそう表現しているだけなのですが。「ピントの合う文章」なり「ピントの合う絵」なり。
ある意味で、面白い・面白くない、という所も超越して、ピントが合っているからOK、と思ってしまえるようなもの。
そーいうのに出会うと、なんとなく泥の底までついていきたくなってしまいます。
そんなわけで今、八房龍之助という人のマンガが妙にピントが合うのですよ。マンガというよりは絵、なんでしょうけど。話そのものはねー、面白くないといえば全く面白くないとも言えるし、たまに面白くない事も無いのだけれどさりとて人に薦める程のものでなく、という感じなのですが。
私にとって「ピントが合う」というのはまあ結局、そういった物を超越してしまうのだよなぁと自分で自分に感心してしまうというか。
例えるなら、「あ、この音楽好きだなぁ」に近いのかもしれず。