ヨーロッパグランプリ感想。気になった人チョイスで。
脇坂寿一(ゲスト解説):
喋りすぎ。
もともと、バラエティー番組などで見ても良く喋るなぁとは思っていたのですが、実況が喋りたがっている状況を無視してひたすら自分の話が終わるまで喋り続けるというのはちょっとなぁ。
あと、マクラーレンの2台目がリタイアした時に、「メルセデスエンジンは不安定・非常にマイナスイメージになる」という、言われなくてもわかる話を必要以上に連呼していたのですが、これは何か他意があったと考えていいのですか。
実況:
後半、興奮しすぎ。
キミ・ライコネン:
川崎大師へ行くべき。
佐藤琢磨:
惜しかったですね。やっぱり、能力の有るドライバーなんだよなぁ。
まあしかし、フジテレビが煽るほどF1は簡単じゃないわけで。
本人も「運が足りない」と言ってるみたいですが、琢磨はホント、後は回数こなすだけだとは思うのですけど。
ただ、今回のリタイアに関しては身も蓋もない言い方をすれば“無駄なアタックをして自滅”なわけで。少なくともチームは怒るべきだし、多分怒っている事でしょう。今年のBARホンダはもはや、“善戦”という過程よりも、“ポイント”という結果を求めないといけない位置のチームになっていると思うので。
ジェンソン・バトン:
対照的に、「回数」こなし、「どん底」も経験した事で、余裕が出てきたというかすっかり落ち着いてきたのがバトン。今後彼がグレートドライバーになるかどうかはさておき、マシンとともに“待てる”安定性は立派。いいドライバーになってきました。
ラルフ・シューマッハ:
実力不相応の隠れ高給取りとして有名なシューマッハ弟ですが、このまま下手に高給にこだわっているようだと、ホントに来季居ないのじゃないかという不安が(^^;
ルーベンス・バリチェロ:
ちょっと情けないというか何というか。あそこで琢磨を突き放せないようだと、20006年以降のシートが今から非常に不安です。
ミハエル・シューマッハ:
さすがにモナコをきっかけにケチがつき始めるかと思いきや、今回もただ一人、別次元の走りで圧勝。競馬に例えるなら、全盛期のファインモーションが牝馬限定戦に出てきた時、みたいな(謎)
なんかバトンを見る目が既に「俺の居なくなった後(予定では2007年から)はまあ、好きにしてくれ」という感じ。居る時に好きにさせてくれる気配は全然無さそうですが。
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レース自体は、前でも後ろでもバトル有りで、なかなか面白かったです。……つまり、モントーヤが後ろに下がると面白くなる、という事なんですが(笑) マクラーレンはメルセデス撤退の噂もちらほら出ていますが、チーム内の状況はかなり最悪らしく。ウィリアムズみたいに来季はドライバー一新・気分一新、とは行かないだけに、ますますタチが悪そう。
さて次はカナダ。順番的に言うと、次回フェラーリを追いかけるのはルノーですかね(笑)