んー…………うん? むー………………、むむむむむ。
て感じ(おぃ)
ハードSFのつもりで読んでいたら急にニューウェーブになったっていうか。例えのようで例えになってなくてそのまま、という感じもしますが(^^; 別にそれ自体は良いんですけど、シンプルに楽しめた初期に比べると、非常に掴みにくくなった感が。
2巻で吹っ切れたと思ったら、3巻でまた堂々巡りしている感もありますし。
やはりSFというよりは、宇宙時代を背景とガジェットに用いているものの、もっと別の所に主眼がある話というか。壮大ではありますが、実は“宇宙的”ではない話だな、と。
これは良い悪いの話ではなくて、方向性の話なんですけど。
“宇宙”を描きたいというよりは、もっと巨大な“世界”を描きたい話。まあ、作者の中ではこの“宇宙”と“世界”がイコールなのかもしれませんが。
3巻最後の、主人公の父親の若い頃の話とかの方が、作品の主題と(多分)違った所で、素直に楽しめたりするわけで。