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以下、ネタばれあり

今更ですが、ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(吹き替え版)を見てきました。
今回も不当に悪役扱いされているスネイプ先生が可哀想でした(笑) 吹き替えだと、声が土師考也さん(『パトレイバー』の黒崎くん、でわかる人にはわかっていただけるかと)でまた格好いいのですよねー。黒いし、割と好きなのですが。
相変わらず、ハリー少年は「スネイプ」呼ばわり。おまけに遂に直接攻撃。……基本的に悪い事はしてないしちゃんと生徒達をかばったりもしているわけなのですが、相変わらず何のフォローも入らないのは何故なのか。
みんなそんなに、スネイプ先生が嫌いなのか。
ハリー少年といえば段々ヤンキー化してますが、彼の将来はちょっと不安です(^^; 第1作の時は悪ガキ3人組で済んでいたメイン3人も、あのぐらい大きくなってしまうともはや“不良予備軍”。原作読んだ事ないのでどういう展開しているか知りませんが、これが日本で書かれた話だったら、絶対一度はハリー少年が「魔道に堕ちる」イベントがあるよなー、とか思ってみたり。
話としては、今回のキーである筈の“アズカバンの囚人”シリウス・ブラックに関する伏線の張り方とか見せ方が足りなかったのが気になる所。なんか色々と唐突で、もう少しブラックを印象づける手段は無かったのかなぁと。最初にそこで失敗しているので、後半のスペクタル部分も少し弱いですし。まあ、続き物の3作目という事で、キャラクター的には色々と先を見ている部分が有るのが難しい所なのでしょうけど、映画としてはちょっと下手だなぁと。
監督代わったそうですが、基本は子供向けという事を意識してか、ギミックを矢継ぎ早に繰り出してくる手法はこれまでと変わらず。例えるなら、前半は4コママンガで後半ストーリーマンガになるみたいな感じで、この辺りのズレを微妙に修正というか吸収しきれていないのも、これまでと同じだったりしますが(^^;
エマ・ワトソンはホントうまく、このまま年を取ってくれないか。向こうの人だから、無理か。
あ、そういえば、ドラコでしたか、嫌味な同級生。第1回の時に凄いドラキュラ顔で将来に期待していた彼が、非常に普通の顔になってしまっていたのが、かなり残念でした(笑)