はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2023〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

スーパーヒーロータイム

久方ぶりに、ライブで1時間通して視聴しました。
◇『魔法戦隊マジレンジャー
街中で前をよく見ずにサッカーボールをドリブルして走り女の子にぶつかる、という開始1分、物凄く第一印象の悪い主人公(笑)
その後フォローが入るまで、OP挟んで3分ぐらい、というのはどうなのか(笑)
展開としては強引さも含めて、オーソドックスというか戦隊物的というか。予告から想定できる一番普通の持って行き方だったので、誉めもしないけどけなす程の事も無し。
「母さんは魔法使い」
どころか
「貴方達も魔法使い。だから戦いなさい」
という、傍若無人な母にはちょっと笑いましたが。
そのくせ、末っ子には「貴方はまだ高校生だから」「勇気と無茶は違うのよ」といきなり正論をぶちかます母。
思ったんですが、実の母じゃない気が。孤児院とかから子供をさらってきて、戦力とするべく育成していたのでわ。
まあ、どういう形にしろ早い内に撤退するとは思いますが、この母の使い方次第では別の方向に面白くなりそう。そうならないとは思いますが。
敵デザインは好み。機械っぽさと怪物的な部分の組み合わせが、なかなかいい感じ。
5人組のデザインも割と好き。マント振り回すのとか、嫌いじゃないです。
にしても、携帯型の変身ツールって何個目ですか? イメージ強いだけで実はそうでも無いのかもしれませんが。まあ、玩具にはしやすいのでしょうけど。
魔法アクションに関しては、これだけ独自色を出して派手にやるのは最初の方だけというのがパターンですが、その辺り、頑張ってくれるといいなぁ。期待するだけはタダなので、期待だけしておきます。
あと期待している点としては、末っ子は高校生だから駄目、と明言した以上、他の4人は何らかの職についている筈なわけで(大学生という可能性もありますが)、出来れば私生活における職業を活用して欲しいのですが、これも周期的に期待しては裏切られるというのがパターンなので、あまり過度な期待はせずに(笑)
戦隊は最近はインパクト+コンセプト型というより、スロースターター的な面が強くなってきているので、とりあえず初動の後にどう持っていくか、お手並み拝見といった感じでしょうか。
最後に一言。
恥ずかしがるな、イエロー。
◇『仮面ライダー響鬼
火打ち石はちょっと良かった。
というか、今話の見所。
意図的に色を分けているのはわかるのですが、やはり、学校内シーンなどが見ていてちょっと辛いのは確か。呼吸的には、あそこで上げて、妖怪で落として、というのは良い手だと思うし、もう少し全体の流れとテンポが良くなれば非常に面白くなる要素秘めているとは思うのですが。
脚本家の能力、という問題もあるだろうなぁ……軽いタッチのああいうパートの方が難しいのですよ基本的に。もう少し、コメディ書ける人ならまたちょっと変わるとは思うのですが。
対して細川パートの方は(役者陣の落ち着きもあって)それなりに空気も出てきた感じで、だいぶ楽しく見られるようになりました。
ディスクアニマルはやたらに小さいなぁと思ったら、なるほど、ああ使いますか。あれは面白かった。
今回も巨大生物出てきましたが、毎回出すんですかね。確かにあれぐらい大きくないと太鼓の使い道無いですけど。怪人(人型妖怪)+巨大妖怪、の二段構えでパターン化という事なのかしらん。……ただそれなら、
怪人を楽に倒す響鬼→しかし巨大生物には攻撃が通じない→太鼓だ!
という流れを最初(1話・2話)に提示して欲しかったですけど。勿論、作中における響鬼自身は巨大生物を通常攻撃で倒せないのをわかっているから太鼓、というのは当然なのですが、視聴者にはそこが見えないわけで。もしこのパターンを続けるのだったら、作品フォーマットの動機付けの提示は必要だと思うわけです。今週見る限り、響鬼が割とあっさり妖怪を倒すので、尚更。
あと、出来れば最後に駆け込みでなくてもう少し早く響鬼に変身して戦闘してほしかった所。私はやっぱり、こういう作品では嫌でも無駄でもとにかくヒーロー出して戦闘しなければならないと思うのですよ。その縛りを捨てたら、やっている意味無いと思うので(勿論、時には異色のエピソードとかあっても良いと思いますが、フォーマットあっての異色であり、そういう事やるならもっと後でいいと思うのです)。
まあとにかく、期待はしております。