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『PLUTO』2巻を読んだ

手塚治虫を通ってきていない私にとっては、アトムが出てきたとか、あのキャラが出てきた、というのが無く、SFサスペンスみたいな感じで楽しんでいるわけなのですが、そういう点では今回、繋ぎ要素が多くてちょっと物足りなかったかな、というか。まあ勿論、山谷も色々あるわけですが、全体としては伏線の巻、という感じで。
一方、海外SFファンである身としては、この作品が“ロボットと人間”についてどこへ持っていくのか、というのはまた非常に興味のある点なのですが、さてはて、アシモフが持っていった方向、以外を見たいのですけど。
で、それは禁句だよなぁと思いつつ、このマンガを読んでいると、どうしても
浦沢版『鉄人28号』
とか読みたくなります(笑)
それぞれ企画意図とか全然違うので同列に論じても仕方がないのですが、ここ数年の巨匠作品の後継もので、
手塚治虫浦沢直樹 (『PLUTO』)
石森章太郎村枝賢一 (『仮面ライダーSPIRITS』)
横山光輝長谷川裕一 (『鉄人28号〜皇帝の紋章〜』)
というのはなんか、横山光輝らしいよなぁとか、妙な事も思ってみたり。
あと、手塚眞さんは、秋田書店ブラックジャック企画にはどーいう対応をしたのか、気になる。