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バトンが二つ、飛んできた

最近、流行っているらしい(ネット世情に疎いのでよく知らない)「Musical Baton」なる物のバトンが、id:kannさんとid:Louisから飛んできました(たまたま同日に)。
で、のんびりしている内に今日になってid:murayamakumoさんから、3本目が飛んできました。
詳しくはキーワードの説明の方に書いてありますが、要するにリレー企画、から排他性と限定性を薄めてむしろ拡散性を強めたもの、といった感じ。
まあ是非はさておき、既にあちこちで言われているみたいですが「バトンを5人に回す」というのはやり過ぎ感があるわけですが、これ、壮大な実験なのではないか、とか考えると面白いなぁ。
いや、この拡散した線をきちんと図と統計を取りながら辿っていくとなかなか壮大な絵図面になるのではないかと考えるわけで。勿論、面倒なので私はしませんが。
ただでさえ「知り合いの知り合いが実は知り合いだった」というのがありがちな世界で、果たしてバトンは“どの時点で舞い戻るのか?”或いは“どこまで初めての人に渡り続けるのか?”とか。
他にも“律儀に5人に回す人”の率とか諸事情から“5人に回さない人”とか“拒否する人”とかこうやって私みたいに(笑)“混ぜっ返す人”の出現確率とか。
で、どこかに“何回も何回もバトンが飛んできてしまう地点”とかあったりするわけですよきっと。
これは、カテゴリ的には社会人類学とかそんな感じで良いのかしらん? ネットワークにおける“人の繋がり方”という点も含めて、ちょっと面白いなぁとか思ってみる。
これそのものに関する是非の話もちょこちょこ出ているみたいですが、一つ忘れていけないというか抑えておかなくてはならないのは、大雑把勝つ極端な言い方になりますが、世の中には「理由が無くても書ける人」と「理由が無いと書けない人」が居るという事。ですからこういった「理由付け」(リンク・トラックバックも含む)の拡散という現象に関してはそれほど奇異には感じないし、全面的肯定はしないけれど、有り得る事だと考えています。
一方で、一歩間違えればスパム的であるというのも間違ってはいないわけで、結局、そういう指摘をしてくれる人とか止める人とか参加する人とか居て、色々な人が居るから世の中うまく回っているのだ、と。
そーいう視点がたまにどこかにすっ飛ぶ事があるのが、未だにネットのちょっと不思議な所。
で、長い前置き(笑)でしたが、以下、バトンを受け取ってみました。
いや実は丁度、音楽の話でも連載企画(にするとすぐ失敗するというジンクスありますが)で書こうかなぁとか思っていた矢先だったので、まあタイミングというか縁というか。これが企画の前振りになるか、それとも満足して企画は無しになるか(笑)