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発作

何故か無性にシミュレーションRPGがやりたくてやりたくてどうしようもなくなったので、思い切ってかねてから懸案だったファイアーエムブレム蒼炎の軌跡〜』任天堂ゲームキューブ)を購入。

ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡

ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡


物語の舞台は、女神に祝福されし大地、テリウス。
そこには、いわゆる人間であるベオク。そして、獣に変身する能力を持った獣人ラグズ、の二つの種族が存在する。二つの種族は抗争と和解を繰り返し、現在、大陸には七つの国家が存在している。
いっけん、微妙な安定状態にあると見られた七つの国家だが、突如、東方のデイン王国が隣国クリミアへ侵攻した事から事態は急変する。クリミア国内で活動する傭兵団の団長を父に持つ青年アイクは、一人の女性を助けた事からこの大きな戦乱の渦に巻き込まれていく……。
現在9話まで進んだ所ですが、なんというか、普通のゲーム
……と、この表現は、ある程度ゲームをやり慣れている人にしか通じない気がするので我ながらちょっとどうかとは思うのですが(^^; 他に表現の仕方に悩むというか、要するにもう、普通。良くも悪くもツッコミ所が無く、「おお、これは凄い」という所がなく、普通に出来て、普通にそこそこ楽しい。
今の所は、そんなゲーム。
結局『ファイアーエムブレム』というシリーズは現在、基本システムと看板だけが共通項となっておりますが、シリーズタイトルとして俯瞰した時に、紋章の謎』の完成度が高すぎたというネックを延々と引きずっているわけでありまして。
良くも悪くも加賀昭三という人が居た時は、毀誉褒貶は別として、『外伝』にしろ『聖戦の系譜』にしろ基本を踏襲しつつどう新しいものを組み込むか、というのが有ったのですけど、加賀氏が抜けてGBA版以降は、それが無い。
もしかしたらスタッフは頑張っているつもりかもしれないけれども、出来てはいない。
まあ、結果的に商業面では金看板のシリーズとなっているのですからその点では問題ないのでしょうけど、要するに“守りに入っているシリーズ”なのですよねー。GBA版の『烈火の剣』と『封印の剣』は少しやっただけで何となくはまりきれなくて途中で休止してしまったのですが、その時に感じていた違和感の正体が今回、はっきりわかりました。
まあこれは私の感覚面の問題であって、個々の作品の良い悪いはまた別の話でありますが。
そして、『ティアリングサーガ』が誓って面白くなかったのは確かですし(笑) 『聖戦』以降の加賀シナリオをどうかと思うのも確かですし。ただ、『聖戦』における挑戦と仕掛けと遊びの隙間というのはやはり、それなりに良く出来たゲーム。良い面も悪い面も含めて、単なる“普通のゲーム”ではない物であったわけで、GBA版からこの『蒼炎の軌跡』で感じたものと比べると、面白い仕事はしているのだよな、と。
まあ、特にこれといった毀誉褒貶もなく、普通に多くの人が楽しめるゲームというのはそれはそれで価値があるわけでありますが。
まあその辺りは、求めているものの差、となるのでしょう。
紋章の謎』をオールタイムベストゲームの一つに数える身としてはどうしても、このタイトルには脳天にヒビを入れられるほどの何かを期待してしまうので。内心では、それはかなえられないだろう、とわかってはいるのですけどね。
……でまあとにかく、今のところ普通のゲーム。
非常に単純に(ゲーム機のスペックアップを含めた上で)今風にしたというか。そして目立った欠点も無いので悪く言う所も特に目立たず。……ここから凄く面白く、ならないかなぁ……とりあえずGBA版以降の悪い風潮というか何というか、初心者におもねすぎてチュートリアル的展開が長いのがややわずらわしいのですが。