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凄かった

ちょっと機会があって、たまたまアニメ『一休さん』を見たんですが、なんかもの凄かったです。
あらすじは、こんな感じ。


いつも一休さんにやり込められている将軍様。自分でも答えの思いつかない無理矢理ななぞなぞで一休さんを呼び出します。それが「答えのない謎かけ」である事を見抜いた一休さん将軍様の元へ向かうと「いやぁ、参りました。とても私には解けません」と将軍様に降参してみせる、策士ぶりを発揮。
機嫌を良くした将軍様と鹿を見に行きます。鹿は神の使いとして非常に大事にされており、急に暴れ出した鹿を投げ飛ばした人が将軍様の怒りに触れて折檻される所を目撃した一休さんは、鹿が人より大事にされている事に憤りを覚えます。新衛門さんに抗議をするも「これは代々の寺社奉行も頭を悩ませている問題なのだ」と言われ、その場はとりあえず引き下がる事に。
それから数日後、僧門の仲間の古い友人の豆腐屋が、店の豆腐を勝手に食べてしまった鹿に怒って棒を投げつけて怪我をさせた事から役人に捕まり、死刑にされそうになります。怒った一休さんは新衛門さんに抗議に向かうのですが……果たして一休さん豆腐屋さんを救う事が出来るのでしょうか?
えー、何が凄かったって、新衛門さんの将軍様へのたてつきっぷり
何かある度に反論する新衛門さん。突っ込まなくてもいい所まで平然とツッコミを入れる新衛門さん。どう考えても、政府が転覆するぐらいの重大なスキャンダルとか握ってそうです。
その新衛門さんも、将軍さまが「豆腐屋は死刑に決定だ! 一応裁判はするけど死刑だ!」とごねると、さすがにひっくり返せません。文句を言いにきた一休さんに泣き疲れたり蔑まれたりで大変です。
一休さん、けっこう情緒不安定。
一方、なんとか豆腐屋の裁判に出席する事は出来るようになった一休さんですが、その為には将軍様の無茶な謎かけを解かなくてはなりません。「服を着てないのに裸ではなく、馬も牛も人の手も借りずに将軍の元を訪れる為」に、馬の尻尾に結んだ投網の中に褌一丁で入り込んで、地面を引きずられて行きます
当然、ついた頃には血だらけ
とても普通に作画されていて、ちょっと焦る。
で、いよいよクライマックスの裁判ですが、「豆腐屋が鹿に怪我をさせた事は事実。それを否定して無実を証明する事など不可能」という絶体絶命の状況です。
(以下、心の中で『逆転裁判』の例のBGMをお願いします(笑))
一休「将軍様、例の鹿を連れてきて下さい。私がそれを、鹿では無いと証明してみせましょう
(怪我をした鹿、連れてこられる)
一休「……やっぱり。将軍様、これは、鹿ではありません。ただの野良犬です
将軍「?! 馬鹿を言うな、角も蹄もあるのに、これが犬だと申すのか?」
一休「確かに、角も蹄もありますが、これは犬です」
将軍「なぜこれが犬なのだ?」
一休「将軍様将軍様は勿論、鹿に餌をやっていますよね?」
将軍「当然じゃ。将軍家直轄の日本一の荘園から取り寄せた日本一の餌を毎日食べさせておる」
一休「なるほど、ではそれだけ美味しい餌を食べている鹿が、どうして抜け出して豆腐のつまみ食いなどするのでしょうか?」
将軍「むむ……」
一休「これは野良犬です。もしこれが鹿だというなら、将軍様は自分の飼っている鹿にろくに餌をやっていないと、都中で噂される事になりますよ」
(血塗れの一休、将軍様に迫る)
一休「将軍様、これは鹿ではありません。ただの野良犬です!!」
将軍「し、新衛門、後は良きにはからえ!」
新衛門「ははっ」
………………あー、一休さん、それは頓知ではなく、
脅迫というのでは。
成歩堂くんもビックリですよ、一休禅師。
そして次回予告では、寺の縁の下に住み着いてしまった子供を大きな瓶に投げ込んでみんなで運んでました