サカラートにサイレントディールにハードクリスタルにドンクールに……「豪華」と言い切るのもちょっと変な気もするけれど、なんか良い感じの所が揃ったというか。
あと、現時点で新潟記念のド本命っぽいコスモミールの鞍上が木幡初広なのですねー。
調べたら、前に重賞勝ったの2003年のウィンラディウスですよ。
ここは頑張ってほしいなぁ、木幡さん。
小倉2歳Sは個人的に当然注目として、今週末は地味ながら割と面白そうなレースが揃ったような。
各重賞ごとに、個人的に応援できる騎手が居るというのが、特にいい(笑)
……ふと気になったので、ちょっと調べてみました。
2005年8月末終了時点での、東西リーディングベスト20ジョッキーの2000年以降の重賞勝ち鞍。以下、データは全てJRA公式HPより。並びは現リーディング順。騎手名の後の〔〕内は、〔通算重賞勝利数/2000〜2004年(過去5年)の平均重賞勝利数〕。
思ったより、情報量が多かったので、今回は第1部:関東編。
西の某騎手のせいで感覚が狂いがちですが、改めて数字を出してみるとこれだけのトップジョッキーでも年間の重賞勝ちって5つぐらいなのね、というのは改めて驚きというか。その伝でいうと、今年はもう打ち止めというか(笑) いや、今年は8月までで過去5年の平均値を出しているぐらい好調、という見方がもちろん正しいんですけどね。そしてノリさんは、2001年ぐらいから、G1での2着を10回ぐらいしていた筈(笑) ローズバドにはホント、G1獲らせてあげたかった。
横山典弘〔84/5〕
- 2000年 クイーンC(G3)・フューチャサンデー、阪急杯(G3)・ブラックホーク、中山牝馬S(G3)・レッドチリペッパー、クリスタルC(G3)・スイートオーキッド、函館スプリントS(G3)・タイキトレジャー、エルムS(G3)・シンコウスプレンダ、朝日杯3歳S(G1)・メジロベイリー
- 2001年 安田記念(G1)・ブラックホーク、京成杯AH(G3)・ゼンノエルシド、ステイヤーズS(G2)・エリモブライアン、フェアリーS(G3)・サーガノヴェル
- 2002年 クリスタルC(G3)・サーガノヴェル、金鯱賞(G2)・ツルマルボーイ
- 2003年 ガーネットS(G3)・ニホンピロサート、フラワーC(G3)・マイネヌーヴェル、ニュージーランドT(G2)・エイシンツルギザン、青葉賞(G2)・ゼンノロブロイ、マーメイドS(G3)・ローズバド、セントウルS(G3)・テンシノキセキ
- 2004年 京成杯(G3)・フォーカルポイント、スプリングS(G2)・ブラックタイド、天皇賞(春)(G1)・イングランディーレ、函館記念(G3)・クラフトワーク、アルゼンチン共和国杯(G2)・レニングラード、フェアリーS(G3)・フェリシア
- 2005年 中山金杯(G3)・クラフトワーク、京成杯(G3)・アドマイヤジャパン、アメリカJCC(G2)・クラフトワーク、マイラーズC(G2)・ローエングリン、ラジオたんぱ賞(G3)・コンラッド
善臣さん休場もあったとはいえ、気が付くとこの位置にいる中舘さん、恐るべし。何故かここしばらくG3しか勝っていない事発覚ですが、ローカルメインだから? スーパージーンは順調に来ていれば、G1でも展開次第で勝負になった筈だと個人的には思っているんですけどねー。惜しかった
中舘英二〔22/1.2〕
なんだかんだで、平均すれば年に4回は重賞を持っていく大先生。さしずめ、季刊(おぃ) まあ、善臣さんの場合はむしろ遡ればG1勝ったのが高松宮記念のキングヘイロー、というのが問題だ説ありますが。
柴田善臣〔65/4〕
- 2000年 京成杯(G3)・マイネルビンテージ、フラワーC(G3) マルターズスパーブ、高松宮記念(G1)・キングヘイロー、ステイヤーズS(G2)・ホットシークレット
- 2001年 中山牝馬S(G3)・エイシンルーデンス、目黒記念(G2)・ホットシークレット、オールカマー(G2)・エアスマップ
- 2002年 中山金杯(G3)・ビッグゴールド、根岸S(G3)・サウスヴィグラス、ニュージーランドT(G2)・タイキリオン、マイラーズC(G2)・ミレニアムバイオ、京王杯SC(G2)・ゴッドオブチャンス、エルムS(G3)・プリエミネンス、富士S(G3)・メイショウラムセス
- 2003年 根岸S(G3)・サウスヴィグラス、東京新聞杯(G3)・ボールドブライアン、目黒記念(G2)・トシザブイ
- 2004年 目黒記念(G2)・チャクラ、七夕賞(G3)・チアズブライトリー、武蔵野S(G3)・ピットファイター
- 2005年 ダービー卿CT(G3)・ダイワメジャー
前にも書きましたが、私の中では何故かたまに“蛯名がうまい事を忘れる病”が発動するのですが、こうやって数字取り出すと、さすがというか何というか。過去5年のデータでG1を6勝は、関東の騎手の中ではダントツ。逆になんか、なんでトウカイポイント以来G1を勝てていないのかが、不思議になってくるというか。“ジャンポケ世代の最強馬はエアエミネム”説を唱える私としては、あの馬が2003年の天皇賞秋に辿り着けなかったのは、かえすがえすも悔しい。……でもよく考えたら、2001年の菊花賞で蛯名の乗ったマンハッタンカフェに負けているのね(笑)
蛯名正義〔71/6.2〕
- 2000年 東海S(G2)・ファストフレンド、CBC賞(G2)・トロットスター
- 2001年 シルクロードS(G3)・トロットスター、フラワーC(G3)・タイムフェアレディ、高松宮記念(G1)・トロットスター、マイラーズC(G2)・ジョウテンブレーヴ、札幌記念(G2)・エアエミネム、スプリンターズS(G1)・トロットスター、菊花賞(G1)・マンハッタンカフェ、アルゼンチン共和国杯(G2)・トウカイオーザ、有馬記念(G1)・マンハッタンカフェ
- 2002年 京成杯(G3)・ヤマニンセラフィム、天皇賞(春)(G1)・マンハッタンカフェ、エプソムC(G3)・ジョウテンブレーヴ、マイルチャンピオンシップ(G1)・トウカイポイント
- 2003年 京成杯(G3)・スズカドリーム、中山牝馬S(G3)・レディパステル、エプソムC(G3)・マイネルアムンゼン、ラジオたんぱ賞(G3)・ヴィータローザ、函館記念(G3)・エアエミネム、新潟2歳S(G3)・ダイワバンディット、セントライト記念(G2)・ヴィータローザ、オールカマー(G2)・エアエミネム、府中牝馬S(G3)・レディパステル
- 2004年 中山牝馬S(G3)・オースミコスモ、クリスタルC(G3)・タイキバカラ、日経賞(G2)・ウインジェネラーレ、福島牝馬S(G3)・オースミコスモ、青葉賞(G2)・ハイアーゲーム、東京スポーツ杯2歳S(G3)・スムースバリトン、CBC賞(G2)・プレシャスカフェ
- 2005年 シルクロードS(G3)・プレシャスカフェ、スプリングS(G2)・ダンスインザモア、クイーンS(G3)・レクレドール
…………あー、“意外に勝ってない人”とか“意外に勝っている人”をあぶり出そうと思って調べ始めたのに、この辺りのリーディング上位ジョッキーはなんだかんだでコンスタントに勝っているので、あまり面白みが(笑) そして、写したデータを微修正するだけで疲労が(笑)
えー、キリがいいので今日は現在リーディング5位のカッチーまでで。
重賞どうこうよりも、カッチーがあまり差の無い関東リーディング5位に居るという事実がちょっと驚き。岡部さんゴルフショックが効いたのか?! 今年けっこう好調、忘れられがちだけど豊と同い年だカッチー。頑張れカッチー。別にファンじゃないけどなんとなく応援してしまうのは「ミッキー」と同じであだなの語呂が良いからな気がするよ「カッチー」。
田中勝春〔31/2.6〕
- 2001年 ラジオたんぱ賞(G3)・トラストファイヤー、セントライト記念(G2)・シンコウカリド
- 2002年 弥生賞(G2)・バランスオブゲーム、七夕賞(G3)・イーグルカフェ、新潟記念(G3)・トーワトレジャー、新潟2歳S(G3)・ワナ、セントライト記念(G2)・バランスオブゲーム、札幌2歳S(G3)・ サクラプレジデント
- 2003年 中山金杯(G3)・トーホウシデン、七夕賞(G3)・ミデオンビット、毎日王冠(G2)・バランスオブゲーム
- 2004年 東京新聞杯(G3)・ウインラディウス、京王杯SC(G2)・ウインラディウス
- 2005年 中山記念(G2)・バランスオブゲーム、中山牝馬S(G3)・ウイングレット
「G1に負け続ける事いよいよ3桁」で一般紙にもネタにされてしまった田中勝ですが、重賞はそれなりに勝ってます。2000年こそ重賞勝ちが無いものの、だいたい年に2つは勝ってます。……なんかもの凄く、キャラそのままだなぁ……。
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というわけで、本日はここまで。ああ、関東編1、になってしまった(^^;
というかこのペースだと、週末を迎えてデータが変わってしまうよ(笑)