『仮面ライダー〜THE FIRST〜』(公式サイト)は長石多可男監督ラブな身としては見に行く気満々なのですが、この公式サイトのスタッフ紹介におけるプロフィール欄で、何故か長石監督、井上敏樹(脚本)、白倉伸一郎(プロデューサー)、の3人全員の所に『超光戦士シャンゼリオン』のタイトルが書いてあるのは、サイト作成者に凄い偏向を感じます(笑) 偏向、というか、ある種の示唆的なものというか。
勿論、『シャンゼリオン』は名作ですし、3人ともがこれに主軸として関わっているのも確かなのですが、如何にも代表作みたいなラインナップとして名前を入れておく作品ではないだろう、というか凄いわざとらしくて怖い(笑)
井上敏樹はなんか、最近『響鬼』にスポット(?)参加で一部でまた叩かれているみたいですが、まあ、あの人は完全な一話完結ネタで無い限りは、そもそも助っ人向きの人では無いですしね。とはいえ、近年の、金に困ってでもいるのか? みたいな仕事のやり方や、名前だけ出して弟子にでも書かせているのではなかろうな、みたいな質の脚本が出てきているのは誉められた事では無いですが。
まあ、“父親の仕事”って部分もあるんでしょうし、ある意味では東映に使い潰されているような感もあるのですけど、その辺り、本人がどういう気持ちで今の状況に居るのかは分かりようが無いので何とも言えませんが。
まあ私は、『超光戦士シャンゼリオン』を書いた、という事実がある限り、いつまでも井上敏樹の味方です(笑)
アレは凄いんです。
多分、あと10年とか20年とか経った時に、また評価されるのではないかという気がする(笑)
現在の井上敏樹に対する評価としては、今回の映画である程度つけられるかな、とは思っていますが。久々に本気の井上敏樹が見たい。見たいなぁ。見せてくれるのかなぁ。
にしても、公式サイトの予告編、出来が悪すぎ。
……というかあれですよ、ここ10年の特撮ヒーローもの、というくくりの中において「シャンゼリオンとクウガは表裏一体である」という話はサイトやっていた頃からずっと書きたいと思っていて未だに書いてないネタだったりするのですが、もの凄い旬を外れている今だからこそ、きちんと書いておきたいなぁというかおかないとなぁとか改めてちょっと思いました。……後は時間と心の余裕の問題ですが。