非常に順当な負け戦。「まさか」でもなければ「悪夢」でもなく、FWがどうとかDFがどうとかそういったレベルの話でもなく、単純かつ明解に、「負けるべくして負けた」、そういう試合でありました。
付け加えるならば、本当は5−3ぐらいのスコアになる筈が色々な偶然その他もろもろ*1が重なって3−1というスコアで落ち着いたという、そんな気もちょっとしますが。正直、オーストラリアの守備もドキドキもの。まあそれを差し引いても、中央突貫にこだわり抜いたオーストラリアというチームの勝利。あれだけ攻められればいつか点は入るし、その「いつか」があの時間だったわけで、そういう意味では、どういうわけかその「いつか」が90分の内に来ない事が多かったこの4年間の日本代表にかかっていた魔法が解けたのだという、そんな気もしないでもなく。というかもういい加減、ツケが回ってきたという事でしょう。
アジアカップ(でしたっけ?)の時に書きましたが、このチームは「どこかで負けておくべきだった」のに*2、その目の前のお灸から逃げる事ばかりした挙げ句に、盛大かつ正当なしっぺ返しを受けたよなぁと。
因果応報であって、それ以上でも以下でもない結果。
ただ、決勝トーナメント行きの可能性に関しては、まだそこそこ残っているのではないかと考えます(私がそれを望んでいるかどうかは別として)。チーム的にはクロアチアとかの方が恐らく与し易いですし、昨日のままだと、オーストラリアがブラジルに何点取られるかが怖い(笑)
とか思っていたら、データ的には
だそうで。
ワールドカップ本大会に32カ国が出場するようになってから、初戦に負けたチームが決勝トーナメントに進む確率はわずか4%である。
4%:『Ordinary Days』
……あー、トルコ、実はトルコ好きなんですよねぇ。2002年当時、南米系(特にブラジル人)の解説者などがやたらにトルコを悪く言うのに憤慨していたり。もちろんあの試合では日本を応援していましたが、2002年の贔屓チームは日本>イタリア>トルコ、だったりしました。