そうか、『Pumpkin Scissors』(岩永亮太郎)もアニメ化ですか。
いちおう天下の講談社様とはいえ、マイナー隔月刊雑誌に連載中のまだ20話にも達してないマンガをアニメ化とまで来ると、いかに「原作」というのが「=素材」であるのかを痛感させられますが、もう何というか、TV局・製作会社・出版社の、相互利益の為にアニメを作り続けなければならないという所まで来ているのでしょうけどね。タネが切れたらTV局は他のコンテンツ考えないといけなくなるし、制作会社は仕事なくなるし、出版社はもとより不況に明確に打つ手が無いし、小売りとしては当たり外れが読めないものは、希望を胸に一応は並べる事になるわけですが、ここから先は出版業界の面倒くさい話になるので割愛。
マンガの方は一通り読んでいまして、個人的には好きな雰囲気で割と面白いとは思うのですが、あの同一人物が描いたとは思えない(というか、3人ぐらいの合同ペンネームじゃないかぐらいの勢いで勝手に推測しているのですけど)絵が別にギャグシーンというわけでもないのに同一ページ上に普通に混在している辺りに、“マンガ”としては評価下がるよなぁと。とりあえず、マーチスの髪型は角度変えるとちゃんと描けないのなら、無理しないで変えてしまえ、と正直(笑) 後、時々ペンタッチまで違うのは(コミックス最初の方のインターミッションとか)どうなのか。
アリスのバトルシーンとかは、けっこう描けるのに。
そういえば最近、出てきませんね、戦車。