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8月のハヤカワ名作セレクション

なんと、『地球人のお荷物』復刊!!
テディベアそっくりの異星人ホーカ族が暮らす惑星に不時着した地球人、アレクサンダー。善良なホーカ族と友好を深めた彼だったが、彼等には一つ困った特性があった。彼等は模倣の天才であり、何かに熱狂するとそれを真似している内に自分たちが“本物”だと思い込んでしまう。つまり、“なりきる”事をどこまでも真剣にやってしまうのだった! かくて時に西部開拓時代、時に宇宙パトロールと、次々に“なりきる”彼等に振り回されるアレクサンダーだったのだが……巨匠ポール・アンダースンと、『ドルセイ!』シリーズのゴードン・R・ディクスンの共著による、ユーモアSF短編の傑作シリーズ。
かなりお薦め。
にしても、現代で発刊すると、798円になるのか。
翻訳SFは集め出すとほぼ確実に古本屋を巡る事になるジャンルですが、そうすると30〜40年ぐらい前の文庫本とかはざらに手にするわけで、そういうの、200円しなかったりするんですよね(笑)
恐るべし、物価。