えー、三つの指輪の謎が明かされたり、ある程度、独自路線も出てはいるのですが、やっぱりちょっと、『Q.E.D』と近すぎて、損しているというか何というか、『ロケットマン』ぐらい違えば、それはそれで素直に読めるのですけど。キャラ立ち的にも、同じネタで『Q.E.D』でやっても全然問題ないよなぁ、と読めてしまうのは、ちょっと問題かなぁと。今巻の、後半のエピソードなんかは、ちょっとキャスティング変えれば、そのまま『Q.E.D』で出来てしまいますし。せめて、ヒロインは活発系武闘派にするべきでは無かった(笑)
というわけで正直、これ読むと、『Q.E.D』が読みたくなります。
『Q.E.D.〜証明終了〜』最新刊は来月発売〜。