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そんなわけで

雑誌チャンピオンREDにて新連載の、『ジャイアントロボ』(原作:横山光輝/脚本:今川泰宏/作画:戸田泰成)を読んでみました。
……て、これはあれですか、今川版(OVA版)なんですか。
十傑衆とか九大天王とか、OVA版の設定に沿ったキャラクターが登場。最初に出てきているのが“眩惑の”セルバンテスという事で、〜地球の静止する日〜よりは前の時間軸という事になるようですが、これが本気で同一世界なのか、一種のパラレルなのかは、現時点では判断不能
当時今川さんは、エピソードは全部決まっていて、OVAはその中の<地球静止作戦編>であると嘯いてましたが、どうなのかなぁ。
正直、OVA版と同一世界におけるコミック展開という事なら、なんで今更、という感が強いですが。
作画に関しては、個人的には少々微妙。なんというかすっぱり、絵描きさん自身の画で描いてくれた方が嬉しいというか、一部キャラを故意に横山調に描いているのですが、横山ファンとしては、無理しないでくれた方が嬉しい(笑) ……まあ確かに、ディック牧とか普通に描くと本当に普通の人になってしまうので、やむを得ない所もあるかとは思いますが、この1話を見る限り、たぶん戸田氏に、横山調は無理。
まあ例えばOVA版の場合は、完全に横山キャラが、劇空間で飛びながら殴り合ってしまう映像が作画・演出とあいまって奇跡のコラボレーションを産み出していたわけですが、一度それを見てしまっている上では、例えば大塚署長とかが何とも中途半端に感じてしまいます。
いっそ、普通に6等身とか7等身の方がすっきりですよ。
まあそんなわけで、内容を確認した所で気が済みました。