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マイオールタイムベストを考えてみる:RPG編

企画物のシリーズのような、そうでもないような、何だか急にRPGの話がしたくなったらしいですよ。
たぶん多くなるのでベスト10まで。選別の基準が複雑になるので、アクションRPGやシミュレーションRPGは除いています。


1位 『ドラゴンクエスト3』(エニックス/FC)
2位 『マザー2』(任天堂/SFC)
3位 『ワイルドアームズ』(SCE/PS)
ベスト3に関しては悩まずに。ここ数年、固定されているのですが当面の間は不動な気がします。特に1位のゲームは、もはや人生の一部分に含まれてしまってますし(笑) 2位は一種のトラウマで、3位は成人後に一番ぴたっと感性のあったゲーム。
ここから下が難しいんですが、暫定的に順位をつけて考えてみたいと思います。とりあえず、候補のラインナップ。
エターナルアルカディア、AZEL、真・女神転生、同3、ペルソナ2・罪/罰、サガ2、ワイルドアームズ2、デビルサマナーソウルハッカーズ、FF2、5、6、ドラゴンクエスト8、リリーのアトリエ
うーん、もしかしたら忘れているのとかもあるかもしれませんが、ここから7つに削るのも大変だなぁ。シナリオはとにかく大好きだけどゲームとしてはちょっとアレなFF2をどこに持ってくるかむしろ外す? という辺りが最初の関門なのですが、屈折した思い入れがあるゲームは難しいです。
GBA版どうなのか知りませんが、『FF2』は通っておいてほしいゲームの一つ。私の魂のゲーム。
竜騎士リチャードと、親友の未亡人(子持ち)の関係が良いのですよ!*1
全編を貫く、男の犬死にの美学!
キーワードは、屍々累々。
……て、なんか盛り上がったからとりあえず外しておくか(おぃ)
えー、そういうわけで、4位は『ドラゴンクエスト8〜空と海と大地と呪われし姫君〜』(スクウェア・エニックス/PS2)。現行の3D空間を取り込んだRPGでは、最高傑作といっていい出来。何よりともかく、3D空間の距離感が絶妙。狭すぎず、広すぎず、遅すぎず、早すぎない。全体通してあまりに自然にハイレベルな事をやりすぎているので総体として少し地味なんですが、傑作そして名作。
戦闘などのシステム的にも、シンプルな割には面白くできており、過不足ない造りであると思います。惜しむらくは、「強奪」の方が好きだったなぁという事ぐらいかなぁ(謎)
5位は、『AZEL〜パンツァードラグーンRPG〜』(セガ/SS)で。同名シューティングゲームと共通の世界観のRPGで、先史文明の遺産ともいえる攻性生物の闊歩する世界を、伝説のドラゴンを駆り戦っていくという、復刻を強く望みたいセガサターン最晩年の傑作。
ドラゴンの背に跨り、銃とドラゴンのレーザーを使い分けながらの半リアルタイムの空中戦がとにかく激熱。“面白い戦闘”という点においては、ここまでやったRPGの中ではベスト1に挙げます。後まあ、世界観が凄い好きなんですが、この辺りは趣味。細かい所では、仇敵の声優が伊武雅刀だったり、大塚軍団*2が勢揃いしていたり、超豪華声優陣が濃すぎて凄いです。
6位は、そろそろゲームボーイから一本、という理由だけで『SaGa2』(スクウェア/GB)にしておきます。実はあまり詳しく覚えてなかったりもするのですが、完成度の非常に高い作品として評価しています。RPGにおけるシナリオ的なまとまり具合って、実際、この辺りのGB〜SFC中期ぐらいがベストなのではないか、という気はします。
多分、シナリオに使える文字数が増えすぎているんですよね。……ああ、この話は書こうと思えばその内一つ話が書けるかもしれないなぁ……。ゲームシナリオの(ライト)ノベル的変質、とかそういうお題はしかし話がズレる上に長くなるので以下略。
7位は『真・女神転生』(アトラス/SFC)。オートマッピング万歳で、初めてクリアした3Dダンジョンものです、多分(笑) マッピングできない人なので。
8位は『エターナルアルカディア』(セガ/DC)。実はこのゲームは、未だに非常に高く評価しているのですが、プラットフォームが、ドリームキャストゲームキューブ、という道を辿った為にどうにもマイナーなのが実に勿体ない。徹底的に3D空間にこだわりぬいた造型と、戦艦と巨大兵器による空中戦、直球勝負の燃える活劇、とかなり良い所多いのですが。このゲームに関しては昔、詳しく書いた文章があるので、それを紹介しておきます。フォーマットは当時のHPに発表した形そのままなのでいきなり緑色ですが、出来ればあまり気にしないで下さい(笑) 4年半前の文章ですが、手は加えておりません(^^;
→昔書いた『エターナルアルカディア』感想
9位は、ファイナルファンタジーを一つも入れてないのも何なので『ファイナルファンタジー6』(スクウェア/SFC)にしましょう。ゲーム的には『同5』がベストだと思っているのですけど、シナリオとしては2→6→5、という感じで好きで、6はけっこう偏愛しております。特に、色々吹っ飛んだ後の後半が大好き。黄昏の世界を飛空艇で飛ぶあの“絵”と音楽が非常に良い。
10位は『ワイルドアームズ2』(SCE/PS)。まあ、このゲームに関しても過去何度か語っていますが、ラストバトルが好きすぎて、幾つかの不満点を全て帳消ししてしまってもいいや、とか思ってしまったそんな一本(笑) ゲーム的にも良く出来ていて、遊びやすく良質ですが。シナリオ的に、回想シーンが多すぎるのが無ければ、もっと評価するのですけどね。
とまあ、とりあえず暫定順位はこんな感じ。
最近はまっていた筈のゲームが入ってないのは、若干、最終盤に不満があったりするからです。まあ正直、この手のランク物はどうしても、思い出になっている物の方が強かったりはしますが(^^;

*1:昔から私の駄文にお付き合い下さっている方々には、もう何度目かわからないネタでごめんなさい

*2:周夫、明夫、芳忠