制作時間は、素組みで約４時間程度。今回も墨入れだけしましたが、割と見た目のっぺりしているので、特にこだわりが無いという方も、墨入れはした方が良いかなぁ、と。最低限、顔の赤いラインだけでも入れると段違いです。マッキーの極細とかで十分入れられます（笑） ……て、わざわざＭＧ買う人の中では、私あたりが、こだわり無い制作の底辺かしら（笑）
一部に共通フレームこそあるものの、思った以上にＦ９１とは違う構造のキットとなっており、ほぼ単独キット化というか、ホントにそんなにファン居るんですかというか、原作ファンとしては素直に喜んでおくべきなのでしょうこれは。
特に武器類の再現が秀逸で、シザー・アンカー（フロントアーマーが飛び出す装備）は諦めていただけにちょっとビックリ。加えて、ヒートダガーが足の裏に装備可能！（笑） クロスボーンガンダム的なものへのこだわりもばっちりです。残念だったのは、ビームシールドがついていなかった事。設定上は存在するんですし、対Ｆ９１での名シーンもあるのだから、これは欲しかった。Ｆ９１のキットと同じ素材とまでは言わないから、ブランドマーカー用の蛍光プラパーツで良いので、なんとかやって欲しかったなぁ。
欠点としては、コアファイターが外れない事（笑） いや、洒落抜きなのですが。コアブロックシステムもちゃんと再現されてまして、しかも脱着可能な上でプロポーションもばっちりとかなり素晴らしいのですが、やたらにがっちりはまりすぎて、一度はめると外れません。うちのキットだけかもしれませんが。私は一度、コアファイターを外す為に体を全部バラバラにしました（＾＾； まあ、緩くて後ろに落ちちゃっても問題なのですけど、外れないのも勿論問題で、ここは何とかならなかったのかなぁ。
どうせはめてないと背中に穴が空きっぱなしで格好悪いので、なんかもう、半ば諦めてますが。コアファイターはコアファイターでちゃんと完全変形するし、出来ればスムーズに脱着したいのですけどね。
まだつけてないのですが、ＡＢＣマントまで付属しているし、キットとしては概ね満足。後は是非とも、色替え武器追加だけで良いので、ランサー付きのＸ−２と、ムラマサ・ブラスター付きのＸ−３が欲しいです。作ってくれないかなぁ、バンダイ。
