芥川賞の方は誰も知っている名前が無い(=本が無い)ので、興味無し(笑)
候補の一人、星野智幸さんとやらの単行本が1月9日に文芸春秋から刊行されるらしいのですが、これで賞取ったらちょっとなぁどうなんでしょうか。まあ、芥川賞の方は基本的に短編で後から刊行なので、毎度それほど売れる訳ではないのですが。
直木賞の方はそれなりのメンバーですが、個人的な期待だけで言うならば、是非とも佐藤多佳子『一瞬の風になれ』で。
理由は簡単、
在庫があるから
申し訳ないですが、商売以外での興味は全然ありません両賞とも(笑) というかですね、景気回復などというのはたぶん誰かの妄想であって、一般の小売りは青息吐息なのです。
次点で荻原浩ならまあ、既刊の文庫がそれなりにあるので展開可能ですが、『四度目の氷河期』では、売る方としては今ひとつパンチが足りないなぁ……三崎亜記も映画『となり町戦争』公開を控えていますが、多分これは一回候補にしとく、という例のあれの可能性が高そうですし、既刊少ないのでやはり売るものがありません(笑)
現場を考えて賞を決めるわけでないのは十分に承知の上で(というかそれはまた問題だ)、現場の気持ちはこんな感じですハイ。
しかし毎度思うのですが、年に2回も選ぶ必要あるのですか。
そんな畏れ多い事言っては駄目ですか。
年に1回でいい気がするのですけど。
まあ基本的に私、作家が別の作家の作品を選ぶのって信を置いていないんですけどね。