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遅蒔きながらトラックバック


晩年の何年かに老醜をさらけ出すようなエピソードを残してしまった歴史的偉人というのは、なかなか主人公の死で終わるラストというのは、難しくなってきますよね、「蒼天航路」はその中でも奇跡的に巧くいってる部類だと思いますが、原作者が途中でなくなっていることも合わせると、よくあそこまで書ききってくれた作品だと思います。
『昨日の風はどんなのだっけ?』
ああ、そうですねー。大往生エンドとしては非常にうまく落としていて、素晴らしいと思います。長編マンガの終わり方として見ても、かなり良い出来ですよね。
全体的に『蒼天航路』は、逆算の強みというか、“その後”をわかっているからこそのキャラの描き方・使い方が巧いなぁと。
あと『江南行』、魯粛好き(貴方、本当にそんなのばかりですか)としては気になっていたので、読んでみたいと思います。