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藤田擁護派が多いというので、ちょっと書いておく

以下、こちら(『須田鷹雄の日常・非日常』:私は普通の世界になってほしいだけなんですが )の記述が事実であったのを前提に書いておりますが、凡百のスキャンダラス記事とは違って、ブログとはいえ実際に競馬にまつわる仕事をしているプロの方が記名の上の文章という事でそれなりの覚悟をもっての上で書いた文章だと理解し、それを根拠とする次第です。まあはっきり言えば、ここまで書くなら、はっきり実名あげれば? と思いますけど。私個人の好みでいえば、名前出さないのならヒントめいた言い回しも止めるべきだと思うので。まあ、オトナの事情というやつはあるのでしょうが(なんとなく本当は実名出したそうですし)、ちょっといやらしい感じになっているのはまあ否定できないでしょう。
ただ、“それでもどこかでこういう事を言わないといけない”という危機感があるというのは、多少はわからないでもなく。この記事に関しては「こういう事があったと書いたという事」が一つの価値ではあるのだろうな、と。
で、要するに、藤田伸二の言うところの“男”とかそういう美学というのは、結局ナルシズムなのだなーと。
まあ、スポーツ選手にナルシズムはよくある事で、それが良い方に出る場合・人もあるので、まったくの否定はしないのですけど。
ただ、ファンに還元できない美学なんて胸を張るものではなかろうと。
騎乗停止の原因となった先だっての事件からしてそうだったんですけど、結局のところ、“小物”っぷりを自ら曝していっているといった具合で、正直失望しました。一時期、「憑き物がおちた感じでいい笑顔をするようになった」とか言っていた自分が虚しい。
例の事件からして、「あの程度の事」とか「あれぐらいで通報されてはかなわない」みたいな弁護論調も未だに多いみたいですが、裏を返せば、「その程度の事件を起こすし、それぐらいで通報されてしまう男」なんですよねー。そこをスルーしてはいけないと思う。凄い事件を起こせとはいいませんが、それにしてもレベルの低いのは確かで、要するに、「昔はこの程度の事では警察沙汰にはならなかった」*1ではなくて、「酔って暴れて警察呼ばれる時点で小物」なのであって、変に大物扱いして持ち上げるような人間なのかどうかは、一度考えてみた方が良いのではないかなと思います。
(今回改めて周辺記事を読んで、結局まともに公的な謝罪とかしていないというのを知って更に株ダウン。本当に“男”で立派な人物なら、自力で記者集めて復帰会見ぐらいしてみせれば良いと思う)
まあ、今のままでは「さすが無頼派」どころか「小物が粋がっている」という評価が妥当かと思いますが。
あと一つ付け加えるなら、では競馬界に“大物”って居るのか? という問題で。これは何とも言えないのですが、居るのかなぁ。成績的には文句無しの豊には、そろそろ一皮剥いて*2巨視的な意見をがんがん出していってほしいなぁと思わなくも無いのですが。良くも悪くも勝負師にすぎるからなぁ。……てまあ、小物・大物の話はこの項の本論では無いので刺身のツマ程度に捉えていただきたいのですが(この単語が一人歩きするのもあまり良くない)。
最後に、ここでは私は意図的に藤田に集中した内容にしましたが、須田氏の本論はむしろ「競馬社会の体質的問題」という点にあるみたいです。ま、外から言う事で内から変わるという場合もありますので、1ファンは1ファンとして、書きたい事を書いておくのが良いのでしょう。あと当面の間、藤田がらみの馬券は買わなくなると思うので、ますます馬券が当たりづらくなるなぁ。
……元から当たらないけどナ。
関連:『昨日の風はどんなのだっけ?』

*1:まあもおこの論調からして根本的にどうかとは思うんですけど(^^;

*2:剥けて、ではない