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いつまで続くか企画:さだまさしアルバムを再聴する・3

第3枚:『夢回帰線2』(1990年)

  1. ナイルにて−夢の碑文−
  2. リビアン・ブルー
  3. SNOWMAN
  4. 白鯨
  5. リンドバーグの墓〜Charles A.Lindbergh Grave〜
  6. ビクトリア・ピーク
  7. Song for a friend
  8. 水底の町 ☆
  9. 天然色の化石 ☆
  10. 夜想曲

当時の専属バンド、亀山社中の各メンバーとそれぞれ、ソロで組んだ曲を収録。なんとなく世界周遊的なイメージの1枚。
私お気に入りの「水底の町」は、いかにも日本的な、ダムに沈んだ故郷の歌だったりしますが。故郷と都会と、その狭間で揺れる青年をしっとりと描いた、まさしらしい歌。
「天然色の化石」は、時間テーマと愛テーマを融合させつつ、少々の説教くささを含めて、更に雄大な所で飛ばしてしまった、これまたらしい1曲。評判が良かったのか、「2006」バージョンがあったり、最近出たベストアルバム3にも収録されています。
全体的にはぼちぼちと落ち着いて聞ける、及第点な1枚。初期の「胡桃の日」を何となく思わせる、ハイテンポな「白鯨」も、そんなに好きではないですが、印象深い。