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『必殺仕事人2007』

うーん、やっぱり、藤田まこと凄いな。
凄いというか、このレベルの役者が当たり前に出てくるのが理想だったりするのですけどー(無理です)。
出てくると画面締まるわ。
裏を返すと、まことちゃん出てないと、ほとんど苦痛なんですが(笑)
いやー、なんだろう、単独では悪い役者さんじゃない人でも、キャラ付け(キャスティング)が最初から失敗しているというか。
べらんめえ調ヒガシ
あだっぽい和久井映見
髷+佐野史郎
が全部ダメ(笑)
伊武雅刀出てきた時には、心の底からほっとしました。
和久井映見を使うんだったら、もういっそ清楚系元締め(笑)で話作ってしまって良かったと思いますよ。本人も女優として幅広げたいとかあるかもしれませんが、ちょっと無理っぽいなぁ。
ま、ストーリーに関しては、もともと期待値も高くないし、出てきた瞬間に「ああ、死ぬ人だ」と思った人が死んで、その恨みを晴らしてーとそれはそれで別に良いのですが(結局、『必殺!』ってそこでさくっと描いた悲劇を如何にラストでカタルシスに昇華させるかが肝心なわけで)、話をこんがらがらせた上にラストの無駄な立ち回りで「仕事」シーンのカタルシスまで台無しにしてくれた
忍者のエピソードはまるっきりいらなかった
なあと。
ま、この辺、シリーズ化できた時用の布石なんでしょうけど。というか、そういう意図のギミック全てが無駄だったからなぁ(笑) うまくいけばヒガシはこれを後年の代表作として持っていきたいのかなぁみたいな気配がぷんぷんするわけですが、スペシャルドラマはスペシャルドラマとしてきちっと作って下さいよというか、11時3分ぐらいの凄い中途半端な時間に終わったのは何故??
後まあ、終盤にかけて何か疲れたかのように、
他人のいる部屋に大福帳を置いて去っていく若旦那
ちんぴらと一緒に襲撃に来る大番頭
からくり職人に小料理屋を継げと諭す同心
ときついツッコミどころを3連発で用意してくれましたが、しかし一番ツッコミたいのはあれですよ、「婿殿」までやっておいて何故、同僚はオカマでないのか
えーなんかあれです、久々に藤田まことを見て良かった、とそんな番組でした。
あと、菅井きんさん。
正直、ご存命なのか不安で、キャスト変わってたらどうしようとかドキドキしてたんですけど。
良かった良かった。
まあもしTVシリーズになっても、たぶん、見ない(笑)
追記):真面目にシナリオの話をするなら、「最初に仕事シーンを見せる」という演出的必要性に基づく最初の事件が、後の本筋の複線になっている、というのはまあ良かったと思います*1。しかしそこで尺を取りすぎたせいで(もっとシンプルにして全然良かった)、ジャニーズの若い兄ちゃんが子連れの年増にころっとまいっているという部分の説明が一切無い、ドラマ内での触れあいもほぼ無しで、設定を飲み込め、というのはちょっと無理がありすぎでした。そのせいで最終的なドラマ性とカタルシスも弱くなっているし、まあそれが最大の問題点。
後あの、10分ぐらいで居なくなるキャラとか、後で殺される人にだけ、名前と職業がテロップ出るというのはどういう意図の演出だったのでしょうか? 普段あんまり時代劇見ない人向け、とかいうならば、全員につけても良いわけで、「上総屋の娘 佐知」とか、ちょっと意味不明。
そして明日から、必殺の旧シリーズのビデオとかDVDがレンタル屋で動くに一票(笑) 口直しに(笑) でも、変なシリーズを借りてしまうと、余計な追加ダメージを!

*1:火事シーンの演出は酷かったけど