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こんなものが出ていた

買ってしまった。
もともとは、ゲーム『マリーのアトリエ』『エリーのアトリエ』(共にガスト)を基軸に、『エリー』終了後という設定で、ダブル主役+オールキャストにオリジナルキャラも加えて完全オリジナル展開という、越智善彦のゲームへの愛と漫画力とキリーさんへの偏愛ほとばしる佳作だったのですが、掲載誌(ファミ通ブロス)の廃刊により終了。
していた筈だったんですが、

もう一度、あの二人に逢いたい――!
そんな読者の期待に応えるべく、旧版連載終了から5年、
越智善彦が描き続けたマリーとエリーの物語が1冊のコミックスになりました。
(帯より)
……て、(たぶん)同人誌?に描いていたのをまとめたな(笑)
んー、私は越智さん好きですしもともとこのマンガも好きなんであれですが、えー、とりあえず見るからに印刷のクオリティが悪いです(笑) 汚い、という程ではないですが、最初から商業ベースに描いているものとは結構違います。特に越智さん、トーン多いので、ますます目立つ。
あと、コマがやたらに大きくて、越智さんにしてはペン入れとか書き込みもかなり雑。
おまけに、もの凄い続きものだった
何の躊躇いもなく、話引いたまま終わってます。
いやー、ちゃんとしたペースで出るならいいけど、これで次がいつ出るの、みたいなのはきついなぁ。きついけどまあ、好きではある(^^;
そんなわけで、完全に覚悟を決めたファン専用。
で、何故か一緒に(どちらがどちらの一緒なのかは謎)、『マリーとエリーのアトリエ 新装版(上・下)』なるものが出ていました。アンソロジー収録の2本と、販促小冊子に描いたマンガと、著者ロングインタビュー付きですってよ。いやさすがに、普通にコミックス持っているからこれは買わなかったんですけど(^^; 正直ちょっと欲しかったですけど。なんか、越智さんの元担当とかが、エンターブレインのコミック部門で偉い人になったとかそんな事でもあったのでしょうかというか、そんな事でもあったとしか思えない展開だしかし(笑)