◇『仮面ライダーSPIRITS』13巻(作:石ノ森章太郎/画:村枝賢一)
- 作者: 村枝賢一,石ノ森章太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/09/21
- メディア: コミック
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まあなんか、そういう巻だった、という事で諦めるしかないのか。
◇『黒博物館スプリンガルド』(藤田和日郎)
- 作者: 藤田和日郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/09/21
- メディア: コミック
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実際の事件をモチーフに、怪人ありバトルありちょっと暑苦しい男と男の心の繋がり有りと、藤田イズム全開でおくられる活劇譚。どういう事情かモーニングで連載された今作ですが、それでどうという事はなく、いつも通りの藤田和日郎。敢えて言うなら、ヒロインが普段より3割増しぐらい丁寧に描かれていた気がするのが、気を遣った辺りなのか。同時収録された、本編の後日談的な「異聞」に至っては、完全にサンデーで描いている時とノリ一緒ですし(笑)
雑誌連載時に読んで好み直撃だったので、久々に連載継続作品以外で買ったコミックスなのですが、改めて読んでも非常に好み。なんかこー、“怪人”を書きたいなぁとイマジネーションを刺激してくれる辺りも良いのですが、これ以上、脇道はやめましょうハイごめんなさいごめんなさい。
とりあえず、藤田ファンにはお勧めです。
面白かった。
◇『公家侍秘録』6巻(高瀬理恵)
- 作者: 高瀬理恵
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: コミック
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もとからそういう傾向はあったのですが、雑学というか、その回のネタになっている当時の風俗や芸能の話のウェイトが段々と大きくなっていて、“時代劇版『ギャラリーフェイク』”みたいになってきてしまいました。刀とか全然出てこないし。
嫌いではないのですが、以前ほどの思い入れはもう無くなってきてしまいました。でもまあ、たまにしか出ないから、出たら買いますけど(笑)
◇『ARIA』11巻(天野こずえ)
- 作者: 天野こずえ
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2007/10/03
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二度のアニメ化を経て、雑誌の看板マンガに近い位置になりがらも、中心軸がブレる事なく、この展開に持ってこれるのは、お見事。
“流れていく時間”に主題をおく、このマンガらしさが貫かれております。
にしても、灯里・暁は相変わらず妙に絡ませられていますが(読者というより作者の趣味なのではないかという気がして仕方がない)、灯里ちゃんの本命はやはり、ケット・シーなんだよなぁという事が改めて明確になる巻でもありました(笑)
あと、郵便屋さんの本名がとうとう公開されたのが重要か!