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クルーン、巨人入り

〔“新守護神”クルーン巨人入り決定/SANSPO.COM〕
こういう形で外国人を獲ると巧く行かないというのが巨人軍の伝統(笑)ですが、上原は出来れば先発で使いたいし、正直“使ってやりたい”というのもあるので、こうならざるを得ない所か。
何度か書いていますが、上原の先発投手としての最大の長所は、貯金が多い事であります。
抑えであった今年は別として、2006年までの通算成績が、102勝54敗。実に貯金48。もう少しでダブルスコア。その上で、1999−2006の8年間での登板試合数が195試合。その内で完投試合が54。平均投球回数は、およそ7。通算防御率、3.00強。
極めてハイレベル。
これに匹敵する成績の現役投手というと、川上憲伸(中日)と、後3、4年順調に行ったと仮定した和田毅ソフトバンク)ぐらいではないかと。
もっとも、05’、06’シーズンに関してはチーム事情などの諸要因もあったとはいえ貯金を作れなかったというのは事実であり、年齢的なものも含めて先発能力の衰えの可能性に関しては否定できるものではありません。来季に関しても蓋を開けてみないとわからない、という所は当然あるわけですが、それでも出来れば先発で使いたい投手なのですよ上原は。今季の三本柱が来季も堅調に機能する可能性よりは、上原復活の可能性の方が高いと思うし(笑) 双方機能すれば、勿論願ったりかなったりですが。
勿論、クルーンにも期待しております。というか、活躍してもらわないと本気で困る。
まあただ、上原が最終的にあと何年を現役で続けるのかはわかりませんが、投手生活の後年において、“リリーフに回る”という選択肢が出来た事そのものは、いい事ではないかと思っていたりもします。