gooニュース:〔http://news.goo.ne.jp/topstories/life/20080213/fa9aa2a1fda9ccf32abc14a151eb9980.html?fr=RSS〕
MNS産経ニュース:〔http://sankei.jp.msn.com/culture/books/080213/bks0802131101000-n1.htm〕
YOMIURI ONLINE:〔http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080213-OYT1T00104.htm〕
などなど。
NHKのニュースでも流れたそうですが、さすがに色々な所で取り上げられています。
まあ、冠雑誌ですしねぇ……。
出版社も気にしているでしょうが、何が一番問題かというと、どこが飛んでもおかしくないと小売りが脅えている現在、全体の実際の業績はどうあれ、看板雑誌畳まないといけない主婦の友社は大丈夫なのか? という思考が現場の脳裏をよぎる所。ただでさえ生活・料理関係の書籍というのは類書が多いので、選択肢の中で少しずつ外していくという作業が実際に行われてしまうと、ボディブローのようなダメージが発生して、それが更なる業績の悪化を呼び……という悪循環は、現状の出版業界においては十二分に考えられます。主婦の友社は相当、「この雑誌はあれでしたけど、全体としては大丈夫ですから!」*1というのをしばらくアピールしないといけない気します。
以前にもちらっと書きましたが、雑誌という商品モデル自体が転換期にあって、というよりも、ことインターネットとの関係だけでいえば、転換する間もなく時間が早く進みすぎて転換が間に合わなかったというのが実際であって、出版業界はもっと転換のペースを速めなくてはいけないのであるという事を、改めてはっきり浮き彫りにした事象の一つではないかと思います。
内容云々は抜きにして、販売の話だけをすれば、ファッション誌はまた別ですが、この手の女性向け雑誌に関していえば、TVと連動するか、500円以下にしないと売れない、というのが書店の現実。
敢えてこの分野に活路を見いだすなら、いっそもっと高齢者向けに絞った方が良いと思うのですけどね。要するに、NHK『きょうの料理』『きょうの健康』『趣味の園芸』『おしゃれ工房』を足して合わせたような雑誌(笑) あと『壮快』と『安心』。……それはただの新しい健康雑誌では?! あ、値段はもちろん500円以下でお願いします。
さて次は、『おはよう奥さん』か『すてきな奥さん』か(不吉)
*1:実際どうなのかは知りませんが