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ネット10年、ブログ4年

と書くと随分長く感じるなぁ。あの頃君は若かった。
で最近なんとなく、遠巻きに眺めつつ、幾つか考えていた事を、簡潔に明確にしてくれた話二つ。

ともに、膝を打って頷ける話。
私も昔は幾つか火事場に首突っ込んだりした事もありますが、経験値という意味では全く無駄であったという気もしないし、かといって推奨したいとも思わないし、しかしまあ、事の大小はさておき、通過儀礼としては人それぞれ何かあるのかもしれません。
でまあ、10年もやっていると「老人」かぁと思いつつ、まあ確かに、なんというか、ネットに対する煩悩がなくなる(薄くなる)、というのはあって、過度な要求も期待もせず、泰然自若としてくるというか。
解脱してくる。
解脱した人ばかりになったら活気が無くなってしまうのではなかろうか、という気もしますが(当面、その心配は無いでしょうが)、そーいう、成熟(なのか?)したネット社会というのも見てみたいといえば見てみたい。
ちなみに私がここを使っている理由って、「手頃かつ容量をあまり気にせずに済み、先行していた友人に勧められたから」で、今となっては「今更他に変えるのも面倒くさいし特にそうする理由もない」からなんですが、HPのレンタルスペースにおける日記で食う容量が馬鹿にならないのを気にする、という時点で、いかにも一昔前、といった感でいっぱいです(笑)
まあ、使っている分の愛着みたいなものはありますが、それ以上は何もない。
はてな」は「はてな」というカテゴリ区別があるんだ、と最近知ったぐらい無頓着。ま、あんまり無頓着すぎて変な飛び火が無いようにぐらいは気をつけないといけませんが、生活の知恵として。
ただまあ、最近のネット界隈の揉め方などを遠巻きに見ていて個人的に一つ思うのは、
管理者(書き手)には客を選ぶ権利がある
という事は、もう少し声高に主張されてしかるべきではないかな、と。
これは大原則だと、思うわけなのですけど。
勿論、そういった存在が希薄なコミュニティもあるだろうし、主を明確にしない事で成立するコンテンツもあるだろうとは思うのですが、個人でやっている範囲に関しては、これは単純かつ重要な権利ではないかなぁ。
まあこの、例えるなら、自分の家に土足でズカズカと踏み込まれるのをあまり好ましくないと思う感覚、自体が「老人」のものなのかもしれませんけど。