はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2023〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

『Q.E.D.〜証明終了〜』(加藤元浩)30巻発売!

Q.E.D.証明終了(30) (講談社コミックス月刊マガジン)

Q.E.D.証明終了(30) (講談社コミックス月刊マガジン)

特に節目らしいネタは無し(主要NPC総登場とか)。
ま、今後もこれまで通りに続けていくつもりで特に意識していないという解釈でよろしいか。
収録作は、都内で連続して発生したマネキンの破壊事件を追う「人形殺人」と、催眠商法の会社と対決するコンゲーム的なストーリー「犬の茶碗」。
ここまで巻数重ねてくると、正直ピンキリも大きい最近ですが、今巻は両話とも今ひとつ。
「人形殺人」はミステリファンなら、ああ、と頷くようなネタを幾つか掛け合わせてみたような話ですが、今ひとつ弱く、「犬の茶碗」は詐欺師の造形含め、結果的に簡易版『クロサギ』みたいな感じに。まあ、これは仕方ない面もあるかもしれませんが。
知恵比べ的なネタでは、大富豪の出すゲームに挑戦し、ゲームに隠された真の意図に迫る、9巻収録の「ゲームの規則」なんかは、面白かったですが。