という言葉は、巨人軍を追いかけているとつくづく身に染みるのですが、「チームの勝ち星と週刊誌の見出しにされる割合」の反比例と来たら、おそらく見事な物になるのではないかと。
まあ実際、成績が悪ければ往々にしてチームの雰囲気も悪くなるわけで、100%虚構とも言いませんが、6月ぐらいには、選手と監督は口聞かないし監督とコーチも険悪設定だったのに、夏以降はそういう記事がどこにも無くなるのはホント不思議(笑)
まあそんなわけで、結果的に優勝したのでいい話しか出てきませんが、戦力があったのは確かな上で、しかしただ戦力があれば優勝できるわけではないのも歴史的事実で、5年で3度の優勝(日本一あり)というここまでの戦績を持って、原辰徳は、名将の系譜の端っこには加わったのかな、と。
個人的には巨人を出て他のチームの監督をやる原、というのも(どこまで出来るか含めて)見たかったのですが、これで将来的にもその線は消えたかな。ま、上の人が上の人なので先々なにあるかわかりませんが、とにもかくにも、おめでとうございます、原辰徳。そして読売ジャイアンツ。
結局の所、監督もコーチも、やる前から成功失敗を予想する事がいかに難解であり無益であるかという事だよなぁ、と改めて思わされる2008年シーズンでありました。なんというか今年は、この先、CS・日本シリーズがどう転ぼうと、球史としては「デーブの年」です(笑)
で、一夜明けての記事を幾つか。
〔ラミ「原監督との約束果たせてうれしい」/SANSPO.COM〕
「今度監督をすることがあったら、あなたの下でプレーしたい」という話は出来すぎでないかとは思うものの、4年前の話をここで引っ張ってくるという事は、たぶん本当なのか。日本人ならリップサービスと受け取って終わる所ですが、存外、本気だったという事かしら。
あと規約を知らなかったのですが、来季から、来日9年目により日本人選手扱いになるという事です。
という事は、スン様はクビにならずに済むか。
個人的にはもうこの際、スン様にも骨を埋めてほしいんだよなぁ。
〔巨人の木村拓&大道、奇跡の1年振り返る/SANSPO.COM〕
報知でなく、サンスポを買う3人。
というのが面白かった(笑)
木村拓「自分が1面になった新聞は広島の自宅に送ったよ。広島じゃ阪神が1面の新聞しか売っていないからね」
そして、
あまりにもイメージ通りな大道さん(笑)
大道「ボクは競馬面を読むためにサンスポ買っているんだよ」
ところで、ビールかけの映像を見るたびにいつも思うのですが、勢いで女子アナ他にビールをかけまくった選手は、やっぱり翌日ふと冷静になった時に、ひっそりと凹んだりするのでしょうか、ちょっと聞いてみたい。
小笠原なんか全く話聞かずに、ひたすらレポーターにビールをかけ続けていましたが……
前夜のやりすぎを反省して、翌朝自室で凹むガッツの図
とか想像するとちょっと面白いのですが(笑)
で、ラミレスが「明日(10日時点)も試合出て、45号打つよ!」とか言っていたのですが、
本当に打ったよ
ビックリだ。
そして、村田善則、引退。
お疲れさまでした。
〔巨人・村田善、涙のラストゲーム/SANSPO.COM〕
割と好きだった、善ちゃん。