ジャパンカップ後に、「人気どころの馬のドラマを根こそぎ吹っ飛ばして勝ったスクリーンヒーロー」みたいな事を書いたのですが、更なるドラマがありました。
さて、それにしても、こういう形で*グラスワンダーの子供がビッグタイトルを手にした、というのが味わい深い。
グラスワンダーにとって最も屈辱的な敗戦、というのは、自分の中ではアルゼンチン共和国杯であると思う。
ジャパンC回顧。/『殿下執務室2.0 β1』
競馬は深い。
果たせるかな、スクリーンヒーローは、アルゼンチン共和国杯で初重賞を飾り、返す刀でジャパンCを制して見せた。父親の最大の屈辱を雪ぎ、父親の最大の忘れ物を回収した訳である。これほどの孝行息子が他にいようか。
(同上)
毎度ながら、あと1年早く競馬を見だしていれば、グラス・スペシャル・エルコンドルの時代に触れられたのだよなぁと思うのですが、まあそれを言い出すと、更に1年早ければサイレンススズカ……とか、キリがないので、言いっこなしよと。