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『侍戦隊シンケンジャー』第1話感想

殿がでかいのか、伊吹吾郎がが意外と低いのか、並んで立つと何だか凄い絵になっているな。
そんなわけで、んー……戦隊物の1話を見るのって、いつ以来だ?
思い出せない(^^;
というぐらい久々に戦隊を見ました。
感想としては、可もなく不可もなく。戦闘が今ひとつパッとしなかった感がありましたが、戦隊物の様式美みたいなのは、改めてやっぱり好きだなぁ、と思う。
それから、あちこちに出没する黒子さんが好きです(笑)
出来れば今後も、全くクローズアップする事なく、だけどやたらめったら画面上には出てくる、を貫いてほしいなぁ。まあ、初回以降は予算の問題なども出てくるので、そうそう使えなくなるかもしれませんが……でもなんか、普通に中の人は内トラ(スタッフ・関係者出演)使っていそうな気もする(笑)
1話を見た限りでは、テーマの背骨は「宿縁」とかそういうものを持ってくるつもりなのでしょうか。まあ、戦隊物は序盤で提示したテーマ性を後半に吹っ飛ばすというのもよくある話なのですが、逆にそんなシリーズにおいてテーマ性にこだわりを持つ小林靖子さんの脚本という事で、キャラの肉付けも含めて、先々はちょっと楽しみ。
まあ、飽きるか忘れるまでは見てみようかな、ぐらい。
期待していた血祭ドウコクさんは、暴れん坊タイプでちょっとがっくり。貫禄のある大首領タイプだと思ったのに。組織だって幹部がいがみあっていたりする方が好みなのですが、妖怪世界だけにというか、力の強いものが指図するのだ的な、感じなのですね。
そして初回の妖怪さんは、非常に即物的というか、街に出ていって片っ端から人を斬りまくるという乱雑さ。次回以降は妖怪の能力とかが絡んでくるのでしょうが、今作、どう見ても世界征服とかが目的ではなさそうなので、その辺り、せせこましくなる理由付けをどう持ってくるのかは気になる所。
にしても、
「忘れるな、今日からお前が、シンケンレッドだ!」
は、聞きたくなかった今際の際の台詞ベスト1だなぁ。
“隙間の怖さ”みたいなのは実際にあるものだと思うので、映像としてはもう少し面白く撮れた気がするのですが、ただ1話は色々と詰め込まないといけない要素が多いので、それは仕方のない所かな? 久々に見たので、残り3分でロボット合体までしてしまうのかと、無駄にドキドキしてしまいました(笑)
尺に余裕が出てきたら、妖怪っぽい映像には期待したい所。
長石多可男監督、こっちに来ないかなぁ。狭い所とかホラー系とか、得意技なので。