はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2023〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

最近好きな番組

好き、と言っても、毎回、チャンネルを適当に変えている途中に遭遇して遂そのまま見てしまう、的な見方だったので昨日まで番組名すら知らなかったのですが(おぃ)、昨日ようやく番組名を知ったので、さっき検索してみました。

なるほど、いくらNHKにしてもちょっと地上波っぽくないなと思っていたら、もともとBSの番組を、再放送しているのですね。
基本、外国の街の情景を延々と紹介するという旅番組なのですが、特徴が、“旅人”役の芸能人・レポーターが居ない事。カメラ映像のみです。例えるなら『世界の車窓から』の街&ロングバージョンみたいな感じ。番組はひたすらカメラ映像のみで、それに矢崎滋の“即興でつけてないか?”みたいなノリのナレーションというか、現場に居るつもりでのコメント(感想とか挨拶とか)がつく、という構成。
で、この番組、何が面白いかというと、まあ映像だけでも面白いのですが、
(多分)ほぼ一切仕込みがない事。
お仕事中の所とかに突入すると、物凄い勢いで、カメラ、スルーされます。
時々、不機嫌そうな目で見られます。
話しかけても、反応ありません。
にこやかに向こうから返事欲しいよ、みたいなシチュエーションに限って、露骨に無視されます。
逆説的に、旅番組は少しぐらい仕込んでくれた方が見ていて落ち着く、というのがわかる、そんな番組。
台湾だか中国だかの夜の街で、タクシー待ちの行列に接近してコメントを取ろうとした時にその場のほぼ全員から「鬱陶しいから近寄ってくるなよ」という視線を向けられていた回が、忘れられません(笑)