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いわゆる萌え系4コママンガに関するちょっとした考察

今季『けいおん!』のヒットなどで注目度が高くなりつつある「まんがタイムきらら」系列発の4コママンガですが、これまでにもありましたし、現時点でも2つほど今後のアニメ化も予定されており、仕事柄、多少はどんなものかを把握しておく必要があるなーという事で、ここしばらく、「きらら」とか「同キャラット」とか何かその辺りを何ヶ月かと、そこ発のコミックスをこれも何冊か、読んでみたりしておりました。
……思ったより読めた、というのが一番の感想。
正直、個人的嗜好の傾向からいえば全く受け付けられないかと思っていたのですが、4コママンガという技法のルール内で展開してくれる事で、最低限のまとまりが約束されているという事が、かなり有り難い。改めて、4コママンガ、という表現法は凄い。例えば、「少年○ース」とか「電撃○王」とかよりは、よほど読みやすかった(笑) いや先日、久々に「○ース」に目を通したら、なんかだいぶ向こう側に舵を切っていて、ちょっとビックリしたのですがまあそれはさておき、4コママンガという形式そのものが既に一つのハードルになっているので、少なくともそのハードルに適応しているという事で、ピンキリのキリの方の底が多少は上がっている感があります。
さてそれで、「笑えた/笑えない」という観点でいえば、
ほとんど笑えませんでした
まあ、“笑い”ほど各人によってツボが千差万別なものも無いので、これは単純に趣味の問題だと思う。
ここで問題はむしろ、笑えるか笑えないかでいえば笑えなかったけど、それでもそこそこ楽しく読めるマンガはあった、という所。勿論、書き手は笑いを取るつもりでも構成していると思うのですが、それよりも1話を通して「場の空気を楽しむ」という点に力を込めている感があり、ゆえに、絵とキャラクターさえ気に入ってしまえば、下手なストーリー物より楽しみやすい。
その辺りが需要の要点なのかな、と。
このジャンルに関しては全く素人なので、非常に今更な話なのかもしれませんし、むしろ「きらら」の笑いこそツボ、という方も居るでしょうが。
個人的には、“笑う”というより“楽しむ”面が強いな、という認識に至りました。
ところでちょっと気になった事があるのですが、割と定番的に、超ソフト百合的な人間関係の描き方(軽い抱擁とか、外野のちょっとした妄想とか)が出てくるのは、4コマに限らずこの方面の単なる流行なのか、もはやお約束としての記号なのか、“女の子の可愛さ”を表現する為の手法としては割と下策だと思っているのですが、その辺りが結局、水が合わない、と思ってしまう所なのですよね。
もう一つ付け加えると、一応のオチは存在するけれども、それを強要するものでもない、という辺りがアニメ化しやすい所なのかもしれない。
おまけで個人のツボの話をすると、好きな4コママンガ家は、山科けいすけいしいひさいちです。……うんそりゃ、合わない。『C級さらりーまん講座』のキャラネタに頼らない頃が、最高に好き。
あと、植田まさしは、別格で、既に偉人だと思います。