『羽柴秀長』（志木沢郁）、読了

同作者の『結城秀康』が意外に面白かったので読んでみたのですが、残念ながら凡庸な出来。
戦国史の大きな事件と主要な人物が色々と出てくる都合上、どこをどうカットしてまとめるかというのがあるかと思うのですが、それが上手く行かずに全体的にのっぺりとしてしまった感じ。
どの登場人物も、つまみ食い、といった風になってしまったのが惜しい。