上の話をつらつらと書いていたら、さだまさしが、友人である騎手・的場均の1000勝記念パーティに際して作った「ひとりぽっちのダービー」という歌を思い出しました。
生き方には色々ある 他人の幸せは計れない
彼の背中で輝いている 子供の目を見るがいい
あのダービー 夢のダービー 彼は今も走ってる
人々の思い出の中に 彼のゴールがある
ひとりぽっちのダービー 誰も知らないレースを
彼なりに戦ってる
あのダービー 夢のダービー 第4コーナーから
沸き返るメインスタンドを彼だけが駆け抜ける
ひとりぽっちのダービー あの海の潮騒が
彼への大歓声に変わってゆく
中央競馬で1勝も出来ない内に怪我で競争能力を喪失。観光乗馬として、鳥取砂丘で子供を乗せて残りの一生を過ごしたというタカイサミ(引退後、シェフト)という馬がモデル。
勿論これはあくまで歌であり、現実を元にしてはいるものの、さだまさしの詩情によって美しく描かれた物語ではありますが、こういう幸いの形も、あればいいなぁとは思います。
探したら、Youtubeにあった。
隠れた名曲なので、競馬と関係なく、まさしファンも是非。