やる気はしないが、見ている分には面白い。
折角なので、流れの記憶を拾っておく。
超絶格好いいOPは、儀式のように毎回必ず見てからスタート。
あと、スコアメモ(パスワード)入力画面の音楽が格好良かったりします。
◆第1部:ブラジル・サンパウロ編
ブラジルに渡った翼の戦い。チームの戦力的には、翼=ガンダム、その他=ジム、みたいな感じ。ただし、森崎くんにそっくりのGKは、森崎くんより高性能。
基本、チームの総合力が上がるまでは、勝って→負けて→LV上がって→勝って→負けて……の繰り返し。とにかくみんな守備の事を考えてないので、守備陣のLVが上がって、ある程度、能力値だけでパスカットをしてくれるようになるまで、非常に厳しい。逆にDF陣のレベルが上がってくると、とんとん拍子に勝てたりも。そんなわけでプレイしていた人は、後半の試合は連勝していました。
事あるごとに、シネマDISP.のイベントシーンで「スーパーストライカー」が強調されます。そして、『忍者龍剣伝』でも使ってたよね? という効果音が鳴る。
印象深いのは、2回戦か3回戦に出てくる、青い顔のGK(通称:宇宙人)。「ドライブシュートは俺には通用しない!」が必殺技なのですが、ボレーシュートが苦手という致命的弱点が発覚して、サンパウロに敗れる事に。この試合で、翼がドライブオーバーヘッドを編み出すイベントシーンは、かなり格好いい。
◆第2部:日本・南葛編
一方その頃、日本では全日本高校サッカー選手権で、南葛高校が連覇を目指していた!
というわけで、太郎をリーダーに南葛が戦います。はやぶさシュートの新田くん、ノーマル最強の井沢、滝に来生に石崎、地味に強力な高杉、能力値は低いが妙にポジショニングのいい浦部など、前年優勝高は、さすがに粒ぞろい。
ただしGKはいない
南葛のゴール前に居るのは、ただのG(がんばり)K(くん)
森崎は、汎用名無しキャラ(てきの○ばん)の素のシュートでも普通に取れないので、南葛は基本、点の取り合いしかできません(笑) 事実上の守護神は、石崎と高杉。
そして最強の敵は、立花兄弟。立花兄弟に負ける→次藤・佐野をぼこぼこにする→立花兄弟に負ける→次藤・佐野をぼこぼこにする……を何度見せられた事か。
立花兄弟は、明らかにスタッフに贔屓されています。
なお、むさしやふらの戦では試合前後にイベントシーンある事はあるのですが、ブラジル編で調子に乗って容量を食い過ぎたのか、シネマDISP.は非常におざなりです。バストアップで顔が出て会話するだけで、有っても無くても、正直あまり変わらない。
後半の貴公子登場シーンぐらい、カットインあれば格好良かったのになぁ。
◆第3部:ワールドユースクラブチーム編
だと思った。再び、翼率いるサンパウロを使って、日本へ殴り込み。
決勝戦の全日本(何故かここだけ「全日本」)が強すぎて、他のチームとの試合は全て忘れました(笑)
とにかく、全日本、強すぎ。
キックオフ→立花兄弟にボールが渡る→コンビプレイ炸裂→ゴール前で次藤くんを特殊召喚→スカイラブツインシュート!タイ!
の凶悪コンボで、開始3分で1点献上するのがパターン。
何回戦ったのか、そして時間を巻き戻されて、源三率いるハンブルガーSVを踏み台にした事か。
あと小次郎が、GKを「ごういんなドリブル」で吹き飛ばした後に、無人のゴールに蹴り込むという、レッドカード間違いなしのコンボを仕掛けてきたり、全員ガンダムなチームで、後半は更にスーパー貴公子タイムが始まったり、全日本は滅茶苦茶です。
◇インターミッション:夕陽の中で……
憎き 全日本を破って優勝した勢いで、
なぜか翼がアネゴに告ろうとする
(或いは、引導を渡そうとする)
どう考えても、誰も期待していない展開です。
◆第4部:ワールドユース・アジア予選編
プレイヤー、この頃には「スーパーストライカー」という単語を忘れつつあります。
1回戦 シリア:雑魚。全日本メンバーお試し編。
2回戦 中国:中国4先年の合体シュートに、源三、フルボッコ。源三、能力値の数字だけなら森崎の3倍ぐらいある筈なのに、意外と大した事ない。
3回戦 イラン:相手のゴールエリア付近でタックル受けるとこちらがかなりの確率で吹き飛ばされる、危険チーム。そして地味にGKが強力。この頃から、他人のシュートがGKに止められると、なぜか翼くんが「この世にゴールを奪えないキーパーなんていない筈だ!」とか叫ぶように。皮肉です。或いは、暗に「俺にボールを寄越せ」とアピールしています。
このゲーム、オフサイドが存在しない関係で割とFWが突出しがちなので、ポジションをMFにしておくと、けっこう、シュートチャンスがやってこない。
4回戦 北朝鮮……!
この辺りから、どう見てもペナルティエリア外からのシュートなのに、源三が止められません。偽物疑惑、急浮上。
準決勝 サウジアラビア
決勝戦 韓国
デフォルトだと、松山くんがCBで早田くんがSBという、「本職のDFちゃんと用意しとけよ!?」な全日本チームなのですが、松山くんを前に出して、ブロックやパスカット能力の高い岬太郎をCBの底に据える作戦がうまくはまり、アジア予選はストレート突破に成功。
ここで各地の予選突破チーム(アルゼンチン、フランス、西ドイツ、ブラジル)がイベントシーンで紹介され、更にロベルトがブラジルユース代表の監督に就任!という衝撃(プレイヤー的には割とどうでもいい)の情報が!
そして遂にワールドユース本大会の始まりだ、
と思いきや……
第5部?:遠征試合編 ←今ここ
何故か遠征試合で、バスコ・ダ・ガマ、と試合です。
どうしてここで1戦挟むのか、正直ちょっと意味がわかりません。
1戦で済めばいいのだが、という危惧さえあります。
サイクロンまでの道のりは長い。
スーパーストライカーの話とか、もう誰も、覚えていない。
頑張れプレイヤー。