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2009年を振り返る:野球編

原ファンとしては、去年末より、実に長くて、胃の痛い1年でありました。
そんな中、今年を一言で総括すると、
「終わり良ければ全て良し、な1年」
であったかなぁと。
まあ、結果が全ての世界ですから、いつだって、終わり良ければ、ではあるのですが、今年は特に、WBC、ペナント、日本シリーズ、と、どこでこけても、ひっくり返して叩かれる可能性があっただけに、その全てを制して外野を完膚無きまでに黙らせた、というのは実に目出度い。
うんもう、敢えてもう一度書かせてもらいますが、約1年前、WBC監督問題で原を散々言っていた連中、
「ざまあみろ」
このぐらい書いても、罰は当たるまい。
後、今年ネットなどの反応を見ていて嬉しかったのは、原巨人が面白いチームになりつつある・なっている、という事を、積極的な巨人ファンでない人達も認めてくれつつある、という事。
「勝つ事」「育てる事」そして「イメージを変える事」。
三つまとめてやってのけた原辰徳及び、フロント含めたスタッフに、改めて敬意を表して脱帽。
今年最も印象に残った選手・プレイは、キャッチャー・木村拓也
何よりもキムタクがベンチに返ってきた時の、原の拍手、ベンチのハイタッチ。あの雰囲気が、今の巨人の“強さ”と“まとまり”の象徴を見せてくれたようで、印象深い。
もう一つは、日本シリーズ第5戦の、大道さんの同点タイムリー。あれはまさしく、“日本一”を強く引き寄せた一打でありました。
……とこう見ると、基本戦力の充実は当然あるとして、随所でおいしいベテランの輝くチームだよなぁと改めて。日本一にふさわしいチームになった、といえましょうか。
今年に関しては、主力にほとんど怪我が無かった事を筆頭に、歯車がかなり噛み合った部分もありますので、来季以降どうなるかはわかりませんが、目標は高く5連覇であり、来季以降の、“名将”原辰徳の舵取りを、引き続き楽しみにさせていただきます。