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六月の勝利の歌を懐かしむ:番外編

〔フィリップ・トルシエ氏インタビュー「日本はダークホースの戦いをすべし」〕
宇都宮徹壱氏による、代表メンバー発表2週間前頃の、インタビュー。
行間からにじみ出る宇都宮さんの現代表へのキレっぷりが、面白い(笑)
それにしても、丁度今やっている連載懐旧企画と、あまりにも内容が直結していて、驚けばいいのか呆れればいいのか、笑えばいいのか。
色々と示唆に富む内容ですが、極めつけは


今の代表の問題は、自分たちがボールを支配していることを前提にゲームを進めていることだ。ボールを支配していれば、試合に勝てるという哲学。

そして岡田監督には、試合に勝つためには、必ずしも試合を支配する必要はない、ということを理解していただきたい。
なるほど、なんかやっと、自分が岡田ジャパンに感じていた違和感というかズレというかの正体がわかった気がします。
そして岡田監督のコンセプトとやらに、バックアップとかオプションとかいう思想が無い理由もわかった。
「ボールを支配できない時にどうするか」とか
「ボールを相手に支配されている時にどうやって支配し返すか」とか
そういう形が無いのか。
まあ、監督の脳内は「(アウター)ゾーン」入りっぱなしみたいだからなぁ。
ちなみに、「私の考える日本代表」みたいなものはあまり意味が無いというか、そもそも“試せる”立場に無い以上、結局は、現監督が収集しているメンバーにプラスして自分の推している選手の名前を出すぐらしか出来なくて仕方ないかな、と思います。
でもここは、明神、と言って欲しかったよトルシエ