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『ヒストリエ』(岩明均)6巻、読了

ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC)

コミックスの発刊を長らく待っていた方々には申し訳ない気さえしてくるベストタイミングで続刊が!
前巻のラストで遂に姿を見せたアレクサンドロスが、いよいよ物語に本格参戦。そして物語の今後に大きく関わりそうな一つの謎が……次の巻が順調に出てくれるよう、とにかくどこかへ祈る事にします。
連載をリアルタイムで追いかけてこそ面白いマンガ、コミックス1冊分まとめて読んで面白いマンガ、コミックスを何冊か一気読みして真価の見えるマンガ、と色々あるかとは思うのですが、この作品は3冊とか5冊とかを一気読みするのが一番面白いのかも、という気がします。
パズルのようなマンガ、というか。
一つ一つのピースが少しずつ描かれていって、それがやがてダイナミックな“歴史”という名の絵画となる、そんな構成が意図的に組まれているように思えます。
コミックス1冊でも充分に面白いのですが、良い意味で物足りないというか消化不良というか、もう少し先まで、読みたくなるマンガ。
それにしても、例えば年にコミックスが1冊出たとして、10年で10冊。16巻…………では、終わりそうにないなぁ(笑)
頑張って、年に2冊ペースで、10年で20冊。26巻…………ぐらいで終わるかなぁ(笑)