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『Q.E.D』(加藤元浩)36巻、感想

Q.E.D.証明終了(36) (講談社コミックス月刊マガジン)

Q.E.D.証明終了(36) (講談社コミックス月刊マガジン)

大学教授の不審死をめぐる「黒金邸殺人事件」、富豪の後継者選びに燈馬が協力する「Q&A」、の2編を収録。
「黒金邸殺人事件」は、地図あり古典本格風味に、数学の話と社会風刺として大学の研究にまつわるネタを盛り込んで、『Q.E.D.』らしさを出したというエピソード。数学解説をギャグとして挟んだ部分は新機軸として評価したい(笑) 内容は、物語にらしさはあるものの、トリックがちょっと苦しく、ややいまいち。
「Q&A」は、ある種の叙述トリックを用いたトリッキーな一編。内容がどうこうというよりは、変則的な燈馬くんの話、パターン、と見るべきかもしれません。40巻近くなっても、推理マンガはどこまで出来るか、みたいな事を仕掛けてくる作者のバイタリティには感心です。
それから、作者がHPを開設したとの事。
〔蹴りペンギン〕