現在発売中、「ガンダムエース」8月号掲載の、対談より。
カントクっ、カントクっ、建前でも、『THEORIGIN』は読んでいるという事になってませんでしたっけカントク!?
富野「僕がガンダムエースの連載漫画を何一つ読めないのは、みんなが自分の手の内でしかやってない、時間つぶしの仕事にしか見えないからなのね」
約4ページという分量なので小津安二郎の話などをさくっと、といった内容なのですが、印象深いのは、本広監督が「富野監督はエンターテイメントにおけるシステムを一つ作り上げたから凄いし、だからもう何をやっても許される」と言っているのに対し、富野が「でもそのシステムで仕事している連中に見る価値はない」というようなニュアンスでぶったぎっている所。
富野のこれは、死ぬまでつきまとってしまうものなのだろうなぁ。