はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2023〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

サンスポに騙される

〔柴田善臣騎手がJRA全10場勝利達成/sanspo.com〕
26年目、初めての小倉参戦にして、あっさりの勝利で全10場Vを決めた今年の善臣さんは、まだまだ何かやってくれそうで怖い。


現役では田面木、横山典武豊佐藤哲、芹沢、藤田に次ぐ7人目の記録となった。
騎手にしてみると、馬主とか調教師の関係があって、まず騎乗依頼ありきでしょうから、例えば今回の善臣さんのように重賞に出る馬が居て……というようなタイミングとか運も絡む、狙ってや(れ)るような記録ではないのでしょうが、現役で達成している7人に、田面木博公とか芹沢純一の名前があるのは、面白い。
横山・豊はやや別格として、藤田は夏はすっかり北国の人ですし、佐藤哲とこの二人は、なんかあちこちで乗っていそうなイメージありますが(笑)
逆に、リーディング上位の常連だと、岩田・福永・蛯名・後藤あたりが達成していないというのは、どの辺りが抜けてるのでしょう……と思って、色々調べていたら、どうも、サンスポの元記事が間違えているっぽい(^^;
うまくまとまっているデータが見つからなくて、あちこちの小刻みなデータをつなぎ合わせて調べたので、絶対の断言はできませんが、JRA全10場重賞制覇にリーチもしくはイーシャンテンまで行っている騎手が現役で12人いて、そこから逆に調べると、少なくとも蛯名と福永は全10場で勝っている筈。それ以上は調べていませんが、そう考えると、おそらく他にも居そう。
(※追補:例えば蛯名は小倉でだけ重賞を勝っていないのですが、過去3年のデータでは、小倉で勝利あり。福永は過去1年で、函館以外では勝利があり、その函館で函館SSをサニングデールで勝利している)
なお、全10場重賞制覇まであと2場以下の現役騎手は、最新のデータではないので更新されている可能性ありますが、

横山典弘蛯名正義 (残り1)
安藤勝己中舘英二柴田善臣熊沢重文佐藤哲三岩田康誠四位洋文福永祐一秋山真一郎、池添兼一 (残り2)
の12人。
さすがに錚々たるメンバー並んでいますが、この中の少なくとも数人は、まるっきり行った事のない競馬場でもなければ、平場の勝ちはあるような。
ちなみに全10場の重賞制覇しているのが、
安田富男武豊藤田伸二
の3人。
これが混じっていても、「7人」という数字は出てこないよなー。どんな資料にあたって、出てきたのだろう、7人。