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秋のメディア化とか色々

業界の目玉は『バクマン。』になるのかなぁ……という感じですが、よくよく考えると、あのマンガから「ジャンプ」という要素を抜いた上で、訴求力を存在させる事、て出来るのか、ちょっと不安になってみる。……や、どんなアニメの内容になるかは知りませんが、NHKですし、架空の雑誌になるんですよね? そうすると、実はあのマンガってプロットはその場の勢いで破綻しがちだったり、決して“物語の魅力”で引っ張る作品でもなかったりするので、監督や脚本の人は、相当上手く手を入れないといけない気がします。
バクマン。』の本質って、「ジャンプはこうだ! これが嫌なら、他を選びなさい」だと思っているのですが、アニメは当然この部分を回避して、うまく視聴者を騙さないといけなくなるわけで、その辺をどうするのか、という点においては興味深いです。
ジャンプでは他に、『ToLoveる』が、10月からアニメ第二期で、それに合わせて、「ジャンプSQ」でスピンオフ連載スタート、てのはなんかもう、物凄い、としかいいようがない。
他に目玉になりそうな所では、『君に届け』『大奥』の実写映画がありますが、『大奥』、原作は面白いんだけどなぁ………………(皆まで言わせるな)
ライトノベル関係は、秋シーズンはいつにも増してニッチな方向のタイトルが並んだ感じ。
今後の注目としては、弾丸を装填しまくっているメディアファクトリー系列の息がいつまで続くのか、という感じでしょうか。
MF文庫は、「コミック化!」と言っては、自分の会社の雑誌(「コミックアライブ」)にコミック乗せて、地産地消しながら版図をじわじわ広げようとしている、恐ろしいレーベルです(笑) というか最近ちょうど、問屋の営業さんと「今は、スクエニ系列あたりの雑誌にコミカライズ持ち込めると、読者が拡大する感じですねー」とか話していたのですが、既にアニメ化と銘打たれている『緋弾のアリア』がそんな中でヤングガンガンでコミック開始だそうで、この辺りが、本気度が高いかな、と。
そうそう、スクエニ系列の雑誌は、実は自前のよりむしろ、主に角川系列とかと組んでのコミカライズ展開の方が上手く言っている気がしないでもありません。角川サイドとしても、女性読者を獲得しやすい、というのが大きいのでしょうが、「少年エース」とか、なんだかなぁ、という感じだからなぁ。
「ガンガン」本誌も、『鋼の錬金術師』終わった途端に、2ヶ月連続、『ソウルイーター』表紙にするしかない雑誌ではありますが(^^; 荒川さんは捕まえ続けておけるのでしょうか、スクエニ
他には何か秋のメディア化あったかなぁ……
ああそうだ、『BECK』、もう少し売れないかな『BECK』。