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2010年を振り返る:野球編

今年の巨人軍に関しては、シーズン終わった頃に総括しようかなぁ……と思って、愚痴とその解説で非常に長くなりそうで辞めたのですが、一言でいえば、最初から最後まで“ちぐはぐなシーズン”に終始してしまいました。その“ちぐはぐ”さには色々な要因があるのですが、結果として取りきれなかった試合が多すぎた。
単純な話、中日と阪神にあと2つ勝っていれば、数字としても流れとしても楽に優勝できたのですが、その二つ三つが取れなかった。
それは弱さであり、そこで粘りを発揮できなかった、という事実が今年の巨人の全て、であります。
チームを強くしながら先へ先へ転がしていく、という事の難しさを改めて見せつけられたシーズンでもありました。
それでも、原ー清武体制の、信念、そして面白さは、まだまだ続いていくものだと思っておりますので、来シーズンの巻き直し、立て直しを、楽しみにしております。
球界全体としては、日本シリーズの地上波中継が無かったり、横浜の売却騒動があったり、と、何年か前にも明示された筈の“プロ野球界の曲がり角”の問題が、再び大きくクローズアップされました。その中で、どうもやっぱりファンが一番「変化」というものに対して“無くても大丈夫”だと思っている節があって、楽園としての日本プロ野球、を乱すものは全て悪、という観念を持っているのではないか、という事が浮き彫りにされた気がします。
来オフあたりに、ひと騒動あるのではないか、みたいな事はどうしても思っています。
……去年の日記を読み返したら、「ロッテは再び暗黒時代に突入しないかどうか心配だ」みたいな事を書いていたので、1年先の予想など、まあ、当たるものでもないですが(笑)