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2010年を振り返る:マンガ編

今年の主なトピック。

同作者の『ヒストリエ』を読んだ流れで、周囲のお薦めもあり、タイミングを逸して未読だった作品にチャレンジ。傑作でした。
当時まとめた感想はこちら→〔15年後の『寄生獣』(岩明均)、感想と考察 〕

途中色々ありましたが、最終巻は非常に面白かったです。途中で20巻分ぐらい、日本全国との番長の熱く激しいバトルを脳内補完すれば、傑作、だと思えてくる、気がしないでもない。なんというか、惜しかったなぁ。

地味に応援していたマンガですが、伏線の使い方とか途中の話の転がし方が下手すぎて、フォローできない。ある程度、途中で余裕が出来た上でこの構成だと、今後の作者への期待度としても、ちょっと厳しいなぁ。致命的だったのは、1話で出てきた偽刑事のサイレン世界の再登場の辺りで、誰もついていけない伏線の発動&その後の展開がほぼまるまる無意味だった、のに加え、その影響で出てきた黒雨宮さんが大外し、現代世界でバタバタしている間に展開が巻いてしまって、アゲハ父が意味不明のままクライマックス突入、と、色々と残念でした、むむむ。

そしてまさかのそのまま第2部突入。楽しみ。


他、今年読み出したり面白く読んだ主なマンガは、『JESUS〜砂塵航路〜』『Q.E.D.』『保健室の死神』『宇宙兄弟』『へうげもの』『GIANT KILLING』『聖お兄さん』『嘘喰い』『岳』『鋼の錬金術師といった辺り。今年はちょっと、モーニングづいていました。
現在最も注目しているのは『保健室の死神』。いつの間にか、ジャンプにおける読者サービス(あだち充的な意味で)部門の担当になり、一話完結メインのマンガとしてのドラマを描きつつも、淡々と“任務をこなしている感”が非常に好感が持てます(笑) ある日いきなり終わりそうな雰囲気満載ではありますが、出来るだけ息長く頑張ってほしい。
しかし、去年の振り返り企画のトピックを読み返すと、『闇のイージス』(『暁のイージス』)が完結していて、『砂塵航路』が始まっていて、『砂塵航路』の1巻が発売で大騒ぎしていたのですが、それが1年で、7巻まで出てクロスオーバー展開で、奇人超人が入り乱れて万国ビックリヒーローショーになりつつあるとは、さすがに予想だにしませんでした(笑)
今年のベスト1、は見事な完結に敬意を表して、『鋼の錬金術師』(荒川弘)に。

鋼の錬金術師 27 (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師 27 (ガンガンコミックス)

文句無しの傑作でした。
何よりこの時代に、ここまで様々なメディア化の波に揉まれながら、それに引きずられきる事なくきちっと風呂敷を畳みきった事は素晴らしい。