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『三国志7』雑感

操作性が悪すぎる。
とにかく、シリーズノウハウがある筈の作品とは思えない程、操作性がよろしくない。
PC→PS2に移植した際のスタッフの問題かもしれませんが、見たいデータに辿り着くまでが非常に面倒だったり、ソートがおかしかったり、不満多数。
「慣れろ!」 「慣れたくない!」 というレベル。
10年前のゲームとはいえ、基本的な部分でのストレスが多いのは、少々残念。
国盗りシミュレーションとしては、今の所、シンプルな造りと出来。
一応、武具生産とかの要素もあるので、中盤以降になると、少し、やる事や頭をひねる部分も増えてくるのかもしれませんが、現行、シンプルな富国強兵と戦争の繰り返しでどうにかなっています。
初級・曹操だから! という説もありますが。
難易度設定が、初級/上級しか無いのですもの(笑)
基本、勝てば勝つほど肥えていく構造になっているので、進軍のルート選択と、人材の配置を間違えなければ、そう酷い事にはならなそう。説明書を見る限り、やたらに戦争モードにおける「策略」の数が多いので、策士タイプの武将が戦場に増えてくると、また少し変わってくるのかもしれませんが、そういう点では、もう少し後代の、有名武将が一通り揃っているようなシナリオをプレイしてみると良いのかもしれない。
ちなみに、説明書は最低です。光栄のこの手のゲームの説明書は微妙な出来の事が多いのですが、それにしても、ろくに役に立たない。
なお現在の曹操軍は、洛陽−陣留をベースに勢力を拡大。董卓呂布を始末し、これから北部へ侵攻予定。遠紹に領地を奪われた劉備を拾ってみたりしました。曹操軍、エース部隊は強力なのですが、戦闘70〜80台の武将が少なくて兵を運用しきれない為、この際、劉備も十分な戦力です。北方ではそんな遠紹が現有兵力17万(曹操は25万)で控えているので、来年ぐらいには官途の戦いが起きそうです。
システム周りには不満が多いですが、さすがにほどほど遊べる、という感想。
まあ、同種のゲームをやるのが、大傑作『信長の野望・革新』以来なので、少々辛めとご理解ください。